イチモニMC室岡アナが、地元・石川県で全国消費量ナンバーワンと言われている「おでん」をみなさんに振る舞います!
これまで、「キッチンカー」のレンタル、そして具材の1つ目として「だいこん」がきまりました!

そして、おでん会議で、提供する具材は、固定3種類で提供することに決定。
だいこんはすでに決まったので、残る具材はあと2つです。
練り物がないとおでんの味が決まらない!蒸して揚げる。揚げるということは油のコクもある。練り物が入るだけでめちゃくちゃうま味が出る!
そこでオーダーかまぼこを作っているという「しの崎商事」さんにそうだんすることに!

創業60年にわたって伝統の揚げかまぼこの製造・販売をしている、しの崎商事。北海道近海でとれたスケトウダラを使用し、職人が1枚1枚丁寧に手作りしています。

みなさんに喜んでいただけるおでんを作るため、揚げかまぼこの必要性を力説させていただきました。onでん2品目の「かまぼこ」は、しの崎商事とのコラボが決定!

どんな「かまぼこ」にしていくのか。まずはレギュラー商品として販売しているかまぼこを試食させていただくなかで目に止まったのが「北海道」の形をしたかまぼこ!

しの崎商事さんオリジナルの型で作っているということで、室岡アナも「これだ!」と即決!

そして、かまぼこ試作の前に、おでんの味を左右する「出汁」選びをすることに
やってきたのは創業50年を超える、大熊商店。

市内300ほどの店舗に削り節や昆布を卸している老舗で、お店に通うファンも多いそうです。
まずは、どんな出汁がおでんに合うのか、代表の川田(かわだ)さんに伺ったところ、おでんだと一般的にアジの一種「室あじ」のだしがよく使われているとのこと!


室アジはクサヤの原材料としても知られる魚で、ジューシーで甘みがあるのが特徴です。鰹節やサバ節など、ほかの出汁と食べ比べもしましたが、甘みが強くて、今回のONでんに室アジがピッタリ!
そして何よりも室岡アナと同じ「室」が入った室アジということで運命を感じ、試食後こちらも即決で「室アジ節」を使った出汁に決定!

かばぼこに練りこむ具材は?
味だけではなく色合いなども変わってくる重要な、練りこむ具材をどうするか?
HTBのカラーである黄色いかまぼことして、黄色い具材のかぼちゃもありなのか?
かぼちゃ(きいろ)のほかにも、北海道をイメージし枝豆など入れてプチプチ感とかわいい見た目をイメージした「みどり」。そのほか、海鮮デラックスや、紅ショウガを使った「ピンク」の北海道などがアイディアとして飛び出しました。

ここからは篠崎社長の双子の弟で、実際にかまぼこを作られている文弥稔(ふみとし)さんに職人の技を披露していただきました。

具材を混ぜ込むときパンをこねるように混ぜ、型に入れて形が整ったら方から出し、およそ100度で6分ほど蒸していきます。

蒸しあがったあと、いったんお湯に入れ、お湯から出したかまぼこから余分な水分を飛ばして乾燥させていきます。きれいに乾かしたら、油で揚げてかまぼこの完成!
完成した4種のかまぼこを、あらかじめ作っておいた室アジ節の出汁で煮込んでおでんにしてから試食していきます。

・きいろ:かぼちゃの味が優しいので出汁のパンチ力に負けちゃうかも?
・みどり:出汁の力強さに負けない野菜の元気いっぱいな味、すごい力がある。
・海鮮デラックス:具材がお魚の仲間(いか・たこ・ほたて)ですから、だしと合わさると、どっちのうま味か感じづらくなる。
・ピンク:おいしいけれど、紅しょうがを食べた後、のどにカッと来る辛みがある。お子さんも食べていただきたいことを考えると・・・。


今回、4種類のかまぼこを試作しましたが、おでんとして煮込むことで、だいぶ味わいが変わってくることも実感。みなさんに提供するときには出汁で煮込んだものですので、おでんにして一番おいしかったものとして口に運んだ時の青のりとか野菜のおいしさに驚いていただける「みどりの北海道かまぼこ」に決定!

具材はこれで「だいこん」「かまぼこ」の2つが出そろいました。
次回は、onでんのうま味をさらにアップさせる具材を求め多くの道民に愛される、あの居酒屋チェーンとコラボ!放送は9月13日(水)の予定です。