2011年4月12日(火)
氷点下は勝利の予感?
気持ちいいですよね、ポカポカの窓辺でウトウトするの。でも、きょうは、気をつけたほうがいいかも。空気がカラカラに乾燥しています。太陽が動いて、日陰になったら急にヒンヤリしてきて、そしたら「なんだかノドの調子がへん」ってことになりかねません。休むときは、しっかりと暖かくして、お部屋も加湿器などで潤いを保って、備えをして休みましょう。
さて、
とうとうやってきました、野球シーズン。今夜はプロ野球の開幕戦です。そこで、いろいろ調べてみました。
すると、こんな事実(?)が判明しました。氷点下とファイターズは相性がいいかもしれません。というのも...
これは、ファイターズの札幌移転後の開幕戦の成績。2勝4敗1引き分け。ファイターズはスタートダッシュがいまいち苦手なようですね。そこで、気象予報士の目線で、こんなデータに注目してみました。
開幕戦が行われた日、行われた都市の最低気温です。札幌だけでなく、2004年は大阪、翌年は福岡、そして2007年は千葉と、札幌以外でも行われているんですが、過去7年でたった1度だけ氷点下の冷え込みを記録しています。5年前の2006年の札幌です。楽天を相手に見事に勝利! それだけではありません! この年は...
ご存知のとおり、日本一を勝ち取っています。
そう、北海道を本拠地にしたファイターズは氷点下と相性がいいんです。氷点下一歩手前の0.1℃まで冷え込んだおととしもリーグ優勝を飾っていて、寒さを味方につけています。(かなり都合のいい解釈ですが...) では、今年の開幕戦の気温は?
きのうの予報では氷点下2度まで下がる予想でしたが、なんと...。
プラスでした。「0.9℃」。ん~。残念です。
4月中旬に氷点下を期待したのが無茶だったのかもしれません。
なにせ、4月中旬の札幌の氷点下は21世紀になってから、たった1度しか記録されていないんですから...。
予定通り3月25日に開幕していれば、この日は最低気温が「-3.2℃」で、今回紹介した「氷点下のビクトリーロードの法則」が期待できたのですが、こればかりはしかたありません。
みんなで一生懸命盛り上げていきましょう!