ネコテンリサーチ　部屋の暑さ対策は？

onちゃんアプリを使って、道内各地の皆さんのお住まいの地域の季節感を調査しています。

皆さんの貴重なご意見は生放送の一度きりのOAだけではもったいないと思い、

ブログにまとめて記録を残しています。

OAでは尺の都合上、語り切れなかった内容も紹介したいと思います。

今回のテーマは「部屋の暑さ対策は？」

• 扇風機
• エアコン
• どっちも使う
• 窓開けるだけ

の四択で募集しました！

 

「北海道は家にエアコンがない」とはよく言われますが、

データが少ないので、実際の所はどうなのか、

個人的にもリサーチしてみたかったテーマです。

今回の集計期間は7/1~7/5。

2707件もの回答が集まりました。

皆さんのご協力ありがとうございました！

 

気になる結果は、、、

①扇風機や④窓開けるだけという人で全体の6割ほどを占めていました

宗谷地方では①と④を合わせるとなんと90％！

稚内は25℃以上の夏日が年平均で約8日しかないので

エアコンは使うまでもないということでしょうか。

 

逆に、②エアコンと③どっちも使うを合わせて、エアコンの使用率と解釈すると、

オホーツクで65％を占めて、道内でも最も多くなりました。

北見は夏日が年平均で約52日、30℃以上の真夏日が年平均で約13日あるので、

さすがにエアコンがないと夏を乗り切るのが大変かもしれません。

 

ウェザーニューズの調査によると

クーラー保有率は全国平均では90％を超えています。

全国平均と比べると

北海道ではまだまだエアコンがない家が多いと言えそうです。

では、最後に改めて熱中症対策をおさらいしましょう。

個人的には日傘で直射日光を遮るのがおすすめです。

日傘に抵抗がある人もいますが、外にいるときはかなり楽になりますよ。

 

2023年7月2日の時点で、消防庁の統計によると

北海道では前年比＋100人となる292人の方が熱中症による救急搬送されています。

節電のためにエアコンの使用を控えているというコメントも多く寄せられましたが、

無理しすぎることなく適度にエアコンを使用していただきたいです。

 

気象予報士　金子竜也