警察官名乗る詐欺7680万円被害 「今まで話したことは嘘だから」とのメッセージで詐欺と気が付く
2025年12月30日 16:55 掲載
警察官を名乗る詐欺「今まで話したことは嘘だから」とのメッセージで詐欺と気が付いた時には7680万円をだまし取られるオレオレ詐欺事件
12月2日に札幌市中央区に一人で住む60歳代の女性の電話に、大阪府警捜査二課のハシモトを名乗る男から
「銀行の職員の情報漏洩事件を捜査している」
「あなたの情報もリークされ、銀行口座も危ない」
「別の口座にお金を移動しなければ、お金が引き出される可能性がある」
「犯罪に関係しているお金か紙幣の番号を確認する必要がある」
などと言われ、女性は所有している口座と預金残高を聞かれ、警察官を名乗る男に伝えました。
その後、12月3日から30日までの間に22回に渡り、暗号資産取引所の顧客口座や個人名義の口座に、およそ7680万円を送金してだまし取られました。
女性は、男の言葉を信じていましたが、30日に、犯人からLINEに「今まで話したことは嘘だから」とメッセージがあり、詐欺だと気が付いたということです。
警察では、「警察官が現金や暗号資産の振込を依頼することはありません」と注意を呼びかけています。



























