札幌大雪で交通網大混乱、JR運休・空港バス集約 市長はスピード優先で除雪強化へ 高市総理も支援約束
2026年 1月28日 18:55 掲載
JR北海道 島村昭志常務)
「この状態では、なかなかお客様に安心してご利用いただけるサービスをご提供できる状態に全くなっていない」。
JR北海道はきょう(28日)午前に会見を開き、札幌周辺に降った大雪により多くの列車が運休したり情報が錯綜して混乱を招いたことについて謝罪しました。
JR北海道 島村昭志常務)
「十分な除雪をして、早くこの(混乱の)状態を日曜日の大雪の前に戻して極力、遅延・運休が発生しないような状況に戻させていただく」。
こうした中JRは、札幌周辺で集中的に除雪を行うため、きょう(28日)とあす(29日)の2日間、午後9時以降に札幌駅を発着する列車の運転を取りやめます。
この影響で今夜は札幌駅発着の特急16本、快速エアポート14本を含む113本が運休となります。また、車両繰りの影響であすの朝も影響が続き特急4本を含む18本が運休します。
この計画運休にともない午後9時以降新千歳空港から札幌市厚別区の地下鉄東西線大谷地駅に向かうバスが随時運行されます。
札幌市内では連日道路の除排雪が行われていますが、追いついていない状況です。
千葉雄太記者)
「こちらは路線バスが通る道路ですが、いまは乗用車2台がすれ違うのがやっとの道幅となっています」。
北海道中央バスやジェイ・アール北海道バスなどによりますと、札幌市内の幹線道路を走る路線では運転を再開していますが生活道路を走る路線はきょう(28日)も道幅が狭く運休や経路の変更が続いています。
バス利用者)
「朝は定刻の30分遅れくらいでした。乗っても道が悪くて進まないいつもの時間の3倍くらいかかる」
。
また、中央バスと北都交通は札幌市内の各地と新千歳空港を結ぶ全ての便を運休にし、厚別区の大谷地バスターミナルを発着する便に集約するということです。
こうした事態を踏まえ札幌市の秋元市長は除雪作業を早めるため、希望する町内会が費用の一部を負担し、生活道路の排雪を行うパートナーシップ排雪の中止を決めました。
札幌市 秋元克広市長)
「従来どおりのやり方をしていると、全市の地域に行き渡るまで相当時間がかかると想定。スピード優先で作業に入りたい」。
さらに秋元市長は鈴木知事とともに札幌を訪れた高市総理に除雪に関する緊急要望を行いました。
高市早苗総理)
「確実にこの国費は対応します。道民の皆さま、市民の皆さまの命を守ってください。わたくしも頑張ります」。
高市総理は道路の除排雪や公共交通事業者への支援などについて約束しました。
札幌市 秋元市長)
「現地の状況を確認いただいてお応えいただいた。大変ありがたく思います」。
北海道 鈴木知事)
「特別交付税を含めて要望項目についても言及いただきましたので心強く思います」。



























