大雪対応で北海道エアポートがJR北海道に異例の抗議 午後9時以降運休も個別に連絡せず大混乱
2026年 1月29日 18:32 掲載
今回の大雪による交通障害で新千歳空港では多くの人が寝泊りする事態が発生しました。
これについて空港を運営する北海道エアポートがJR北海道に異例の抗議を行ったことがわかりました。
新千歳空港と札幌をつなぐ交通機関に多大なる影響が出た、今回の大雪。
25日の新千歳空港ではJRやバスの運休により移動手段を失ったおよそ7000人が一夜を過ごしました。
■空港で一夜を過ごした人「きのう午後11時ごろ着いて、一夜を明かして、時間もわからないし、どのくらいの間隔でバスも動いているのか見通したたない」
この日、JR北海道と空港を運営する北海道エアポートはホットラインを通じて列車の運行について連絡を取り合っていました。
これについてJRは26日の会見でこう話しています。
■JR北海道鉄道事業本部 佐藤一朗運輸部長「HAP(北海道エアポート)に関しては今回はうまくいったというのが実感としてありますけど、引き続き連携は強化していきたい」
ところが、北海道エアポートの認識はまるで異なります。
JR北海道からは運休や遅れについての情報提供が大幅に遅れていたということです。
きのう(28日)、北海道エアポートは社長名でJRに抗議。
運転再開の見通しが甘く、除雪の完了時間や列車の運行が実態と異なる例が多くあったと指摘しました。
JR北海道は「ご指摘があった事柄に対し必要な取り組みを検討するなど真摯に取り組んでまいります」とコメントしています。
現役のJR幹部は・・・。
「今回は各方面に完全に情報の出し方を誤った。7000人が空港に滞留して『北海道エアポートと連携ができた』発言は、市民感情からしてもあり得ない発言だと思う」
■中川宙大記者「駆け足で改札を抜けていく人の姿が先ほどからたえません」
JRは線路の除雪作業のため、きのうときょう、午後9時以降に札幌駅から出発する全ての列車を運休。
新千歳空港を運営する北海道エアポートはバス会社に要請し、札幌市厚別区の大谷地バスターミナルに向かうバス34本を臨時運行するなど対応に追われました。
■バスの乗客「日にちが経っているので、もうちょっと解消しているかとは思っていたのですけど、異常事態だなと思っています」
ここでも、JRからの情報提供の不備があったとされています。
北海道エアポートによりますと、午後9時以降の運休についてJRから相談はなく、交通各社などへの一斉連絡で知ってから慌てて夜に到着する人数を予測し、臨時バスを手配したということです。
今回の大雪で浮き彫りになったJR北海道と関係機関の調整不足。
道民や観光客の足として再発防止が求められています。



























