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「真冬の選挙戦」発信必須のSNS 北海道候補者の戦略 フェイク動画に騙されないポイントとは

真冬の衆院選は8日(日)が投開票日です。北海道の中でもとりわけ寒さの厳しい十勝地方の北海道11区の選挙活動では、SNSでの発信が必須となっています。

吐く息も白くなる朝の冷えこみ。街頭で手を降るのは参政党・宇都隆史さん。
参政党 宇都隆史候補「Q防寒対策ってどれくらいされています?機能性肌着とか自分のミートテックとか(笑)。」

「中入れたら5、6枚来てると思うけど」中道改革連合の石川香織さんは「フリースの重ね着作戦」です。中道改革連合石川香織候補「外での街頭演説は色んな意味でリスクが高い寒かったら(時間を)凝縮して演説するとか、そこの工夫は必要かなと思っています。」

「寒い選挙となってしまいましたがごめんなさい」自民党の中川紘一さんは「寒さ」を通り越して「痛さ」との戦いも。自民党中川紘一候補「(街宣車に)箱乗りしているときに雪が降っていた時があったのですが、耳が痛かった時があった。」
朝の最低気温がマイナス10度を下回ることも珍しくない十勝地方の道11区。そんな厳しい寒さの中でSNSを使った選挙活動で意識していることは。

宇都候補のSNS『1、2、参政党~』
「結構参政党は個人でやるというよりは、連携して党としてもSNSを運用するノウハウができている。私がずっとやっていたのはXとFacebookしかないので、色々使えてるというのはないですが、それでもなかなか良い発信はできているんじゃないかなと思います。」

石川候補のSNS『今朝の気温はマイナス9度ということで』
「なるべく政策をいくつか訴えてるんですが、そこのエッセンスの部分をショート動画にしたり、全部見たい人用に字幕を付けてロングバージョンを出すことで、色々なバリエーションを作ってやっています」

中川候補のSNS『麻生太郎)中川紘一!若い力で頑張っています』
「こういう方々も応援しているんだということを知っていただけると非常にありがたいなと思います。知名度がもともと低かったというのが課題だったので、とにかく知ってもらう。」

真冬の選挙戦ということもあり、それぞれ、SNSでの選挙活動に力を入れています。
多くの人に発信できるSNSですが、立候補する人も、私たち有権者も、選挙に関しては使い方に注意が必要です。

ここでいくつかの例を紹介します。

■「有権者は投票日当日にSNSで政党や候補者個人を応援する投稿をしてはいけません」
公職選挙法で選挙運動ができるのは立候補の届け出の日から投票日の前日までと定められています。候補者を応援する投稿をすると選挙運動とみなされて、選挙違反となるおそれがあります。

■「選挙期間中、投票権のない未成年でも候補者を応援する投稿はできません」
公職選挙法では未成年の選挙活動そのものが禁止されています。SNSを使った選挙運動ももちろんできません。

■「選挙期間中、候補者はSNSで投票を呼びかけて良い」
SNSで投票をお願いするのは問題ありません。メールでの依頼は自分の名前やメールアドレスなど身分を明らかにしていること。メールを受け取る側が、投票依頼のメールが来ることに同意していることが条件です。

実は、SNSで選挙の情報に触れるときに、特にみなさんに気を付けて欲しいことがあります。フェイク動画です。生成AIの技術は飛躍的に進歩していて、まるで本物かのような動画が誰でも作れるようになっています。

先月26日、Xで投稿されたフェイク動画です。あたかもテレビのニュースのような作りになっています。内容は、立憲民主党の代表が旧統一教会の関連団体と会合していたことについて会見をしたというものです、もちろん、このような会見が行われた事実はありません。
国立情報学研究所の佐藤一郎教授によりますと、最近の傾向として、「テレビ局の信憑性」を利用したフェイク動画が出回っているということです。佐藤教授にも見てもらい、こんな不自然な点があると教えてもらいました。映像の右上に白い文字で「Sora」とあります。これは生成AIのアプリの名前です。普段使わない漢字が表示されていますが、これは生成AIが作った動画でしばしば見られる「文字崩れ」。動画に出てくるアナウンサーも、会見をしている立憲民主党の代表も、実在しない人物です。

佐藤教授によりますと例えばXの場合、投稿の直後に多くの「いいね」がつけられ、他の人のアカウントで引用される「リポスト」が行われます。すると、反響が大きいとみなされ、多くの人のX画面上に話題の投稿、おすすめの投稿として、表示されるようになります。フェイク動画を広めたい人は、あらかじめ投稿用のアカウントとその投稿に「いいね」をつけるアカウントを数千個単位で持っています。フェイク動画を投稿したら、自ら、別のアカウントで「いいね」をつけて、反響が大きいとXに「勘違い」させて、多くの人に広がるようにしているんです。

一般的にフェイク動画を広める目的は様々あるとされています。佐藤教授の話では、特定の政党をサポートするなど政治的な意図があったり、世論の分断を狙って、フェイク動画を
投稿している可能性があるということです。

佐藤教授によりますと、フェイク動画に騙されないためのポイントは、たった一つしかありません。「発信元を確認する」。一見、ニュース映像のような動画でも、テレビ局の公式アカウントから投稿されたものなのかをよく確認しましょう。フェイク動画の精度もどんどん高くなっていて、映像を見るだけで判断するのは難しいこともあります。たとえば、映像の右上に、白い文字で表示されていた生成AIのアプリの名前。このロゴを消すことができるアプリも出回っていて、ロゴのある、なしだけで判断することは難しくなっています。

8日(日)投開票日に向けて、SNSではさまざまな情報が流れてきます。投票先を判断するようにしてください。

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