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「縦にも横にも大きく揺れる」知床沖観光船事故裁判で地元漁師が証言 悪天候下での航行の危険性を指摘

知床沖の観光船沈没事故の運航会社社長が業務上過失致死の罪に問われている裁判で、きょう(17日)地元の漁師が証言台に立ち、事故当日の天候であれば「出航しない」と話しました。

起訴状などによりますと、「知床遊覧船」の社長・桂田精一被告は悪天候が予想される中運航管理者などでありながら運航の中止を指示せず、観光船「KAZUI」を沈没させ乗客乗員を死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。

高橋海斗記者)
「きのうとは違う紺色のスーツを身にまとい6度目の裁判に出廷した桂田被告。証人の話に時折メモを取りながら耳を傾けていました」。

きょう(17日)開かれた6回目の裁判には、地元の漁師が証人として出廷しました。この男性は事故当日、低気圧が接近していたため、出航は取りやめたということです。

検察官)
「証人なら事故当日、知床岬に向かって船を出しますか?」。

証人・地元の漁師)
「出航しません」「海には予期せぬ危険があるししけの中での航行は危険が伴うからです」。

検察官)
「事故当日に船を出していたら船体の揺れはどうなりますか?」。

証人・地元の漁師)
「縦にも横にも大きく揺れます」。

また、当日海に出ていた別の漁師は、前の日の段階で「午前11時前には操業を終えてできるだけ早く帰港しようと思った」とした上で、「10時10分くらいに漁を終えた」と証言しました。

弁護側が無罪を主張しているこの裁判。あす(18日)は、海上保安官など3人への証人尋問が行われる予定です。

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