新幹線延伸 変わる札幌駅とその周辺 閉店するあの店も 再開発を一挙に見せます。
2026年 2月18日 10:14 掲載
JR札幌駅やその周辺では新幹線の延伸に向けて再開発が進んでいます。
そうした中、ファンも多いあの馴染みの店が営業を終えました。
依田英将アナ「多くの客で賑わうドーナツショップの入口の扉には閉店の知らせが貼られています」
JR札幌駅の西コンコースに店を構えるミスタードーナツ。
旅行客はもちろん、地元の人にも愛された店は2月17日で営業を終了します。
札幌市民「さみしいなあ」
札幌市民「毎月一回は来ていたのに」
イートインスペースではホットコーヒーなど一度注文するとおかわり自由なので、長居できる場所としても人気を博しました。
トンネルや高架橋などの工事が進む北海道新幹線の新函館北斗駅から札幌駅までの延伸。
依田英将アナ「もともと商業施設があった場所はフェンスに囲われていて、こちらは柱しか見えません」
新幹線乗り入れのため札幌駅全体ではあちらこちらで工事が行われています。
ミスタードーナツの閉店は改札口の周りでも大規模なリニューアルが行われるためです。
札幌駅はどんな風に生まれ変わるのでしょうか?
いまのJR札幌駅の建物の利用が始まったのは37年前です。
この札幌駅ができる以前の札幌の中心部はJRの線路によって南北に分断されていましたが線路が高架となったことで19カ所もの踏切が廃止されたのです。
札幌市板垣武四市長(当時)「この完成は素晴らしい出来事だと思います。札幌は急速に人口が増えていまして交通量も多くなるその南と北の交通をスムーズにし南と北側の住民がいろんなことを共通して話あっていける札幌にとって大きな転機」
ミスタードーナツJR札幌ショップは新しい駅の誕生とともにオープン。
37年にわたり営業を続けてきましたが、札幌駅のリニューアルにともない17日午後11時で営業を終えます。
JR北海道綿貫泰之社長「これを機にしっかりとリニューアルをしてですね明るく利用しやすい札幌駅にしていく」
ミスタードーナツの閉店後、改札口周辺のいわゆる「エキナカ」には新しい商業施設が誕生します。レンガ調でシックな内装に。店舗のスペースも以前のおよそ2倍となる予定で、改札を通った後の買い物も便利になります。
駅の北口も大幅に変わります。
ガラス窓を多く使うことでホームが明るくなります。
1階部分はレンガがふんだんに使われ温かみあふれる北の玄関口となります。
これらの工事は2028年度末までに完了の予定です。
生まれ変わるのは駅の中だけではありません。
パセオ店長「きょうを持ちましてパセオ営業終了となります。みなさん忘れないでいていただければと思います。32年間本当にありがとうございました」
札幌駅の地下などにあった商業施設パセオは、4年前の2022年9月に閉店し、後継となる商業施設の工事が行われています。
現在は新幹線の乗り入れに耐えられるように駅全体の補強工事が進んでいます。
リニューアル後は1階と地下1階の5つのエリアに、飲食店などおよそ200店舗が入る予定です。
去年10月に行われた事業者向けの説明会には道内外からおよそ300社が参加しました。
商業施設の名前はまだ決まっていませんが再来年(2028年)冬ごろの開業を目指しています。
依田アナ「エスタが営業していた建物の前にいます。いまは足場で覆われています。」
札幌駅南口に隣接し商業施設エスタやバスターミナルがあった建物が閉店したのは3年前の2023年8月です。
道内の人気店を集めたらーめん共和国などもあり買い物客だけでなく、観光客にも人気の施設でした。
建物はいま、解体の真っ最中で、西側のフェンスにはTHANKYOU東側のフェンスにはWELCOME SAPPOROの文字が登場しています。
解体が終わったあとエスタ跡地を含む敷地に建設が計画されているのは高さおよそ245mの完成すれば、道内でイチバンの高さとなるビルです。
ビルは新幹線の駅に直結し札幌市内だけではなく、道内の主要都市を結ぶバスターミナルが入り交通の拠点となるほか、商業施設や高級ホテルなども入る計画です。
西2丁目地区の低層棟は2030年度に西1丁目地区の高層棟は2034年度の完成を予定しています。
依田英将アナウンサー「わあすごい、骨組みができあがっています。駅の形がイメージできます。けっこう高さもあるんですね。すごい迫力」
そんな札幌駅周辺では新幹線の駅の姿も徐々にあらわになってきています。
駅は在来線のホームの東側、創成川通りをまたいで作られます。
新幹線のホームの土台も工事が始まっています。
10両編成の新幹線に対応できるよう、ホームの全長は263メートルにも及びます。
新幹線の駅では国内初、動く歩道が設置され広い駅のなかでも移動が便利になる予定です。
開業時期は、トンネルの難工事などの影響で、国の有識者会議では早くても2038年度との見方も示されていますが、より早期の開業が望まれています。
依田英将アナウンサー「札幌駅の南側にぽっかりとあいた一角ではたくさんのクレーンが動いています。」
駅の南口に面する北4条西3丁目地区でも大型ビルの工事が進んでいます。
地下深くまで鉄骨が組まれている様子もわかります。
ビルの高さはおよそ160メートル。
家電量販店のヨドバシカメラや飲食店、オフィスなどが入る予定で再来年(2028)7月の完成を目指しています。
新幹線延伸をきっかけに生まれ変わる札幌駅周辺、これからも目が離せません。



























