農水省補助金詐欺 実質的経営者の初公判 検察「犯行を主導する立場で責任は重い」として懲役4年求刑
2026年 2月19日 17:50 掲載
農水省によるスマート農業機械導入のための補助金、およそ880万円をだまし取った罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
永山友菜記者
「岡田被告は起訴内容について、裁判官から『間違っていることはありますか』と問われると、『ありません』とはっきりと答えました。また被告人質問では、今回の事案について『詐欺だという認識が薄かった』と話しました」
旭川市で農業などを営む「大柳ファーム」の実質的経営者、岡田栄悟被告(47歳)は、代表の大柳彰久被告(42歳)らと共謀し、稲の刈り取り代行事業に同意した農家がおらず、さらに対象となる期限内に農業用ドローンが納品されていないにも関わらず、それらの要件が満たされているよう装って申請し、農水省によるスマート農業の補助金、およそ880万円をだまし取った罪に問われています。
旭川地裁での初公判で、岡田被告は起訴内容を認めました。
(再現:山田義幸裁判官)「補助金を会社の運転資金に充てようと思ったのはいつですか?」
(再現:岡田被告)「入金があってからです」
(再現:山田裁判官)「気が変わったのですか?」
(再現:岡田被告)「未払いがあったので、それを優先しました」
だましとった補助金については、未払いだった従業員の給料や、会社のクレジットカードの支払いにあてたと話しました。
検察側は「犯行を主導する立場で責任は重い」として懲役4年を求刑しました。
一方、弁護側は「だまし取ろうと画策したものではなく、寛大な判決を求める」と述べました。
判決は27日です。



























