運航会社社長の裁判 事故後に「また新しい事件が起きたら収まる」と妻にメッセージ 知床沖観光船沈没事故
2026年 3月 3日 16:13 掲載
知床沖観光船沈没事故の桂田精一被告の裁判できょう(3日)検察側からの被告人質問が行われ、事故の4日後に桂田被告が妻に「また新しい事件が起きたら収まる」とメッセージを送っていたことがわかりました。
高橋海斗記者)
「いま桂田被告が釧路地裁へと入りました。被告人質問2日目のきょうは検察側からの質問が行われます」
起訴状などによりますと、運航会社の社長、桂田精一被告は悪天候が予想される中、運航管理者などでありながら運航の中止を指示せず観光船「KAZU1」を沈没させ、乗客乗員26人を死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。
きょう(3日)の裁判では検察側からの被告人質問が行われました。出航判断の指示について桂田被告は、
桂田被告)
「事故当日はパニックで逃げていたところもありましたが、間違って覚えていないことは言えません」。
出航判断の協議について問われると…。
検察官「(出航判断の)協議の場にはいなかったですか?」
桂田被告「いたりいなかったり」
検察官「口出しはしないけど協議の場にはいましたか?」
桂田被告「そうですね。他の仕事をしていたり、最終的な判断は(船長に)聞いていました」
事故4日後に会見を開いた桂田被告。
この日、妻にあるメッセージを送っていたことがわかりました。
検察官「(妻に)2ヵ月だけ忙しい、また新しい何か大きな事件が起きたら収まる、と送りました?」
桂田被告「記憶にないです」
ここで検察から実際のメッセージが示されると・・
桂田被告「記憶にはないですけど、妻を心配させないために」
きょうの被告人質問を傍聴した乗客家族は、
息子が行方不明 小柳宝大さんの父親)
「桂田被告らしくちょっと記憶にございませんとか、しどろもどろでちゃんとしたことを答えてくれない。だからやっぱり辛いですね。誠意をもって回答してもらいたい」
あすは乗客家族による被告人質問が行われます。



























