高木美帆選手、競技引退の意向表明 夏冬通じ日本女子最多メダル10個 スピードスケートにかけた栄光の軌跡
2026年 3月 4日 16:46 掲載
けさ(4日あさ)更新されたスピードスケート高木美帆選手のSNS。
インスタグラム)
「競技人生の進退に関わること。今週末にオランダで開催される世界オールラウンド選手権を私のスケート人生の一区切りにしようと思っていることをご報告いたします」。
4度オリンピックに出場し、夏・冬通じて日本女子最多、通算10個のメダルを獲得した十勝の幕別町出身、高木選手が競技から引退する意向を表明しました。
幕別町民)
「本当にお疲れ様でしたのひとことですよね。すごく町民に勇気を与えてくれた存在」。
高木選手が週に何度か訪れていたカフェです。
ホッチーノコーヒー ブルーノ・ダネジ代表)
「今まで我慢していたことはできると思うので、やりたいことやって、いろいろ楽しんでください」。
3人兄弟の末っ子として十勝の幕別町で生まれた高木選手。5歳のときに兄と姉の影響でスケートを始め、みるみる上達。スケートのみならず、姉と共に大好きなヒップホップダンスを学校の文化祭で披露したり、小学校ではサッカーも始めるなど、活発な女の子でした。
高木美帆選手)
「2010年バンクーバーオリンピックを自分の中で最高の日に。今までの中で最高のレースができる日にしたいです」。
2010年にはバンクーバーオリンピックで日本スピードスケート史上最年少となる15歳でオリンピック代表入り。スーパー中学生として注目を集めました。
その後帯広の高校に進学。当時の指導者は…
高校で高木選手を指導 東出俊一さん)
「勉強も友達付き合いももちろん競技に関してもすべてに対して一切手抜きをしない。もう自分の好きなことやりたいことをやってくれればそれだけでいい」。
しかし、長い競技生活では逆境も…4年後のソチオリンピックでは代表を逃します。
高木美帆選手)
「微妙な差で代表を逃してしまって、本当に負けを認めざるを得ないそういう大会だった」。
その悔しさが原動力に。平昌オリンピックでは1つの大会で金・銀・銅すべてのメダルを獲得しました。
幕別パレード
「菜那!美帆!」
地元・幕別町に姉の菜那さんとともに凱旋。パレードにはおよそ1万8000人が集まりました。
高木美帆選手)
「幕別町の出身で良かった。地元をとても誇りに思います」。
高木姉妹が行きつけの幕別町にある寿司店。店主の杉山さんは当時、美帆選手と会い3つのメダルをかけてもらいました。引退の意向表明について杉山さんは…
竹葉寿司 杉山雪男さん)
「びっくりしました。寂しいけどまた他の人生あるからそっちの方でがんばってもらえたらと思います。なんでも食べさせてあげたいなと思います。お好みで」。
そして、北京オリンピックでは1000mで悲願の個人種目金メダルを獲得。
今回のミラノ・コルティナオリンピックでは1000m・500m団体パシュートで3つの銅メダルを獲得したものの、目標としていた1500mでの金メダルには届きませんでした。共に戦ってきた姉の菜那さんがSNSでコメントしました。
「兄の影響で始めたスピードスケート。いつの間にか私達兄妹にとってすごく大切なものになってたなとしみじみ。このレースは絶対生で観て応援したい!ということで、お姉ちゃんは妹の応援をするためにオランダに行ってきます」。
高木選手はオランダで行われる世界オールラウンド選手権で7日と8日、競技人生の節目となるレースにのぞみます。
※高木選手の「高」は正しく「はしごだか」



























