東日本大震災、被災地支援で注目されるトレーラーハウス 短期間で生活インフラを整備 平時での活用も拡大
2026年 3月11日 17:41 掲載
東日本大震災からきょう(11日)で15年。 いつ起きるかわからない災害への備えとして、いま移動式設備の活用が進んでいます。
大原麻潤記者)
「道と企業が協力して作ったトイレコンテナがお披露目されています。 災害が起きた際にすぐに持ち運べるということです」。
きのう(10日)、報道陣に公開されたのはトラックの荷台に載せて輸送できる移動式のトイレコンテナです。 災害時の避難生活を支援しようと道からの依頼を受け小樽市の会社が製造。 完成したトイレコンテナは全部で3つで、普段はイベントや防災訓練などで活用され、災害時には避難所に設置されます。
北海道総務部 清水章弘危機対策局長)
「災害時には迅速に被災地の市町村に分配し、市町村の支援、避難生活を送る住民の方々の支援に使っていきたいと思います」。
災害時に迅速な対応ができるとしていまこうした移動式設備の活用が注目されています。 そのひとつが…
大原麻潤記者)
「ベッドが2台こちらにあり、さらに奥にはロフトもついています。 トレーラーハウスとは思えないほど広々としていますね」。
宿泊施設や店舗としても人気が高まっているトレーラーハウスです。
おととしの能登半島地震では自治体やボランティア団体からの要請があり、業界団体が被災地に無償でトレーラハウス10台を貸し出すなど活用が進んでいます。
JAPAN TRAILER FACTORY 高橋幸男代表)
「どうぞ。こちらが昇降式のベッドになります」。
北広島市でトレーラーハウスを製造、販売している高橋幸男さんです。
道内で製造されているトレーラーハウスは断熱性能が高く、全国から問い合わせが相次いでいるといいます。
JAPAN TRAILER FACTORY 高橋幸男代表)
「冬は暖かく、夏は涼しくということで、エアコン1台で暖房、冷房はまかなえるということになっています。マイナス5℃の状況で、北海道民が住む温度、23℃くらいまで立ち上げるのにだいたい1時間かかるかかからないか」。
トイレやシャワー、キッチンなど一般住宅と変わらない生活インフラを整備できるうえに、短期間で製造できることが災害時に活用する上でのメリット。 高橋さんは今後トレーラハウスの活用がもっと広がっていくと話します。
JAPAN TRAILER FACTORY 高橋幸男代表)
「一か月でわたしどもはこの工場では5台。 近い将来、1年先2年先に関東に出向くのでその時は1か月に20台30台(製造できる)と考えています。グランピングとか、コロナ禍からアウトドアが非常に火がついてきた。 そういった部分に利用される部分、また防災に利用される部分としてもこのトレーラーハウスはメリットを持っている」。
※「高橋幸男代表」の「高」は正しくは「はしごだか」



























