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「過去にないぐらいの大幅値上げ」燃料価格高騰の波 酪農や食品にも「商品価格に転嫁せざるを得ない」

きのう(11日)午後11時半ごろ、札幌市西区発寒の下手稲通りの映像です。
長い車の行列の先にあるのはガソリンスタンド。
値段が上がる前に給油しようと夜遅くまで多くの客が訪れていました。

香山芽郁記者
「午前7時です。まだ朝早いですが、こちらのガソリンスタンドでは給油のために、車の列ができています」

駆け込み給油はけさも。
西区西町のガソリンスタンドでは午前7時45分の値上げ前にひっきりなしに車が入っていきます。
きのうは普段の3倍ほどの客が訪れたといいます。

利用客
「きのう夜通った時にものすごい並んでいて、入れるのをあきらめたんですけど、朝なら空いてるかなと思って会社の車なんですけど、会社としても安い方がいいと思うので、高いと困る」

香山芽郁記者
「給油に来る人が予想以上に多く、ガソリンの供給が追いつかなくなっています」

ほかのガソリンスタンドでの補充に時間がかかり、タンクローリーが来るのがいつもより3時間ほど遅れ、一時在庫がなくなる事態となりました。

そして、午前7時45分、レギュラーガソリン1リットルあたりの値段は161円から28円上がり189円になりました。

利用客
「いつもよりけっこう高いですね。通勤とか生活に使っています。もうちょっと安くなったらうれしい」

中和石油 小原隆宏取締役本部長
「30年ぐらいガソリン業界にいますけど、28円幅っていうのは、過去にないぐらいの大幅値上げ」

高橋海斗記者
「機械化が進む酪農業にも燃料価格高騰の波が押し寄せています。こちらの牧場では牛に餌をやるあちらの機械で1番多くの燃料を使うということです」

道東の標茶町にある牧場。
ショベルカーなど様々な重機に軽油を使っていて、先月は30万円ほどがかかったといいます。

NS牧場 中村吉平さん
「春から夏にかけて牧草シーズン始まるので、いまより活発に機械を動かすので先行きが怖い」

もやしや納豆にも影響が出そうです。
江別市内の会社ではもやしの栽培に使う水をあたためるボイラーや、納豆や豆腐の原料となる大豆をゆでるための燃料に1日およそ1000リットルの重油を使っています。
けさ、仕入れ先から40%以上値上げの通知がきたといいます。

オシキリ食品 菅原康之専務
「予兆は若干あったにしてもここまで急激なものだとは予測が追い付いていない。商品価格に転嫁せざるを得ない」

ほかにも製造や流通に絡むコスト上昇の情報を整理しないと、値上げ価格は精査できないといいます。

価格を抑えるために今後期待されるのは石油備蓄の放出です。

高市総理
「ガソリン価格が1リットル当たり200円を超える水準となる可能性も否めません」

高市総理はきのう、今月下旬以降、日本への原油の輸入は大幅に減少する見通しであるとして、16日にも石油備蓄を放出すると明らかにしました。
また、政府は暫定税率の廃止で終わらせていた石油元売り各社への補助金を19日から再開させ、レギュラーガソリンの平均価格を170円程度に抑えるということです。

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