石油備蓄放出と補助金投入でレギュラーガソリン170円程度へ値下げか ガソリン価格どう変わる
2026年 3月16日 16:28 掲載
中東情勢の緊迫により原油輸送の要となるホルムズ海峡が事実上封鎖したことをうけ、政府は石油備蓄の放出を始めました。
政府が放出を始めたのは、苫小牧市などにある民間分の石油備蓄で国内消費量の15日分に相当します。
今月下旬からは国家備蓄分のおよそ1カ月分を放出する計画です。
札幌市内のガソリンスタンドはレギュラーガソリンが190円前後に。
札幌市西区のガソリンスタンドでは、先週木曜日にレギュラーガソリンを28円値上げし、189円となりました。
客
「会社の仕事中なので、ちょっとガソリン足りなくなりそうなのでタイミング的にはきょう入れるしかなかったかな。落ちてほしいなというのは正直ありますね。」
政府は原油価格高騰による価格上昇をおさえるため「激変緩和措置」として19日の出荷分からガソリンだけではなく、軽油、灯油など燃料油への補助金支給を開始します。
店頭価格はレギュラーガソリン1リットルあたりでは170円程度にする方針です。
中和石油 小原隆宏取締役本部長
「元売りからの価格が下がれば、すぐ翌日には、朝8時には店頭の看板変えたい、補助金(投入)の170円に」
こちらのガソリンスタンドでは、早ければ今月20日の朝には170円程度に値下げしたいといいます。
千葉雄太記者
「こちらの温浴施設ではお湯をわかすのに重油が使われているということです」
札幌市手稲区の温浴施設も原油高騰の影響を受けています。
風呂やサウナのボイラーに重油が使われています。
ていね温泉ほのか 堀真樹支配人
「重油自体は値段が上がっているんですが、ほかのものに関しては上がってくるんじゃないかという予測をしているが、具体的には予想ついていない」
原油価格の高騰は、ボイラーだけではなく、外部に委託しているガウンやタオルのクリーニング代などにも影響する恐れがあるといいます。
ていね温泉ほのか 堀真樹支配人
「経営はもちろんですが、お客さまにいかにいまの価格でどうやってやってもらえるのかを色々試さねば」
いまのところ利用料金は値上げせず、JR手稲駅や地下鉄宮の沢駅などと結ぶ無料送迎バスの減便も考えてはいないということです。
石油備蓄の放出に関して見ていきます。まず、今日から民間備蓄の15日分、だいたい半月分放出を始めました。そして今月下旬をめどに今度は国家備蓄の1カ月分を放出する予定だということです。
まず大前提としまして、日本という国はだいたい8カ月分の石油の備蓄がありますので、そのうちの1.5カ月分ぐらいを放出するということになります。高市総理、万が一にも石油製品の供給に支障が生じないよう、我が国の石油備蓄を活用すると話していて、これは計算された放出量になるそうです。
肝心の道内のレギュラーガソリンの平均の小売価格ですが、最新のもの、先週月曜日時点で1リットル162.4円という数字が出ています。先週の水曜日に30円ぐらい値段が上がりましたから、あさって公表分の最新の価格はだいたい180円ぐらいに点がポンと打たれるんじゃないでしょうか。
このままずっといきますと、あまりにもガソリン価格が上がってしまうということで、今週木曜日の出荷分から国の補助金が出ます。そうしますと、だいたいレギュラー1リットルあたり170円前後になるんじゃないかということです。
ガソリンスタンド、いつ価格に反映するのかはまちまちだとは思いますが、取材しました中和石油の小原さん、補助金対象のガソリンが入荷次第価格に反映したい。早ければ今週の金曜日には170円程度になるのではないかということでした。金土日と3連休ですからね、なんとか間に合うスケジュールなのかもしれません。



























