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「アイヌパネル展」めぐりアイヌ民族が“差別的内容”と指摘 対立も 札幌市の対応は

札幌のチ・カ・ホでアイヌ民族に関するパネル展が開かれましたが、内容が差別的だとして来場者が対立し警察が仲裁に入る事態となりました。市にはどのような対応が求められているのでしょうか。


「(公共の場では)現状 禁止にするということは?」
秋元市長「明確な拒む理由と言いますか、拒否する理由がない限り使用を認めざるを得ないという状況です」

11日の市長定例会見。差別的な内容を含む展示を市の施設で開催することの是非について質問が相次ぎました。

午前10時すぎから札幌のチカホで始まった「アイヌの史実を学ぼう」というパネル展。アイヌ民族が先住民族であることを疑問視する表現も一部あります。主催者側は「内容に誤りがあれば訂正する」としていますが、展示内容を巡って来場者が対立し警察が仲裁に入る場面もありました。

一般社団法人「アイヌ力」山下明美さん
「至れり尽くせりにアイヌの人が優遇されていましたか日本で。そう感じてショック。札幌市がこのパネル展を認めたことは残念。やっぱりひどいなと思いました。」

日本の近代国家が成立する前から北海道で暮らしていたアイヌ民族について、政府は2019年に制定した「アイヌ施策推進法」で先住民族と規定しています。

このパネル展は去年9月にも行われ、主催者側とアイヌ民族側が言い争いになる事態となりました。これを受けて、アイヌの複数の団体が市長に対し、今回のパネル展の中止を求めましたが…

秋元市長「アイヌの方々の先住性の疑問視や、旧土人保護法について「至れり尽くせり」と一方的な評価を行うなど、これは札幌市の認識と違う。(しかし)差別というものが具体的にどういうものが当たるのかについて、ガイドラインと、いわゆる判断基準を示してほしいということを国に対して、内閣府に申しあげております」

アイヌ民族の団体は札幌市が公共の場でのヘイトや差別的な活動を独自に禁止するルールを作るよう署名を集め、今月27日に市に提出する方針です。

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