クレカタッチで乗り放題に 札幌市営地下鉄・上限運賃サービス 平日1日830円 土日・祝日は520円
2026年 3月26日 16:29 掲載
お出かけが楽しくなる季節にお得なサービスです。札幌市営地下鉄で26日からクレジットカードなどのタッチ決済を使った上限運賃サービスが始まりました。
去年4月に札幌市内49カ所すべての地下鉄駅に導入された、クレジットカードやデビットカードなどのタッチ決済に対応した改札機。現在1日でおよそ9000人がタッチ決済を利用していて、札幌市交通局はこうした「クレカ乗車」の利用者をさらに増やそうと、新たに上限運賃サービスを開始しました。
香山芽郁記者
「平日に地下鉄でタッチ決済を利用すると、4回目以上の行き来で必ずお得になります。」
同じカードでタッチ決済を使い支払額が1日の上限額に達すると、それ以上の運賃は自動的にかからない仕組みです。平日は1日830円、土日・祝日は520円で事前登録は必要ありません。
札幌市民「わざわざ切符を買うことがなくなるので楽になるのかなと思います。」
札幌市民「お得になるならやり方を聞いてやってみたいと思います。」
札幌市交通局・高橋浩明課長「クレジットカードであれば、残高を気にせず乗ることができるのは1つポイントです。外国の方は、大きな荷物とか持ってるので、券売機で切符を買ったりしなくて済むというところが1つのメリットになってるかと思っています。」
■スタジオ解説
森唯菜アナウンサー:
札幌市営地下鉄で今日から、クレジットカードやデビットカードなどでのタッチ決済、いわゆる「クレカ乗車」で、「上限運賃サービス」を開始しました。
クレカ乗車だと、1日にどれだけ地下鉄を利用しても、平日は最大 830円、土日祝は最大 520円 となります。こちらは平日の1日乗車券であったり、土日祝の「ドニチカキップ」といった「1日乗り放題きっぷ」と同じ料金なんですね。つまり、クレジットカードを使って乗車すれば、乗り放題きっぷを券売機で買わなくても、自動で適用されるんです。
室岡里美アナウンサー:
いつも券売機の前で「何回乗るかな?」って数えたり、「どっちがお得だろう?」って考えてましたけど、クレジットカードとかで乗車すれば、それ必要ないってことですね。
森唯菜アナウンサー:
そうなんです。しかも、結局「買っても1日にそんなに乗らないしな」と思ったりするときもありますけれども、1往復するだけでもお得になる区間、結構あるんですね。こちら、地下鉄の料金表です。区割りは距離によって変わるんですが、3区以上だと、1往復でも土日祝は「乗り放題(520円)」の方がお得になるんですね。
室岡里美アナウンサー: 本当だ。
森唯菜アナウンサー:はい。では、その「3区」がどこからどこまでなのか、例として大通駅を起点に見ていきます。
「3区の例」
東西線: 大通〜南郷18丁目、大通〜宮の沢
南北線: 大通〜自衛隊前
東豊線: 大通〜栄町
土日祝の場合ではありますが、これらの区間の往復だと、1往復でも乗り放題料金の方がお得になります。
室岡里美アナウンサー: いいですよね! 私、あの「芸術の森美術館」行くのに中心部から真駒内に行ったりする時に「ドニチカキップ」を買ったりするんですけど、帰りに買ったことを忘れて「サピカ」でピッてやって、「あ、プラス200……あ、いくらだろう?」みたいな。「あ、2回払っちゃった!」みたいなことがあったりするので、そういった意味でも忘れないっていうのもあるかもしれません。
森唯菜アナウンサー: そうですよね。ただ、このクレカ乗車による上限運賃サービス、注意点がありまして、それがこちら
・JRやバス・市電は対象外
・他の割引サービスとの併用不可(こども同伴割引・乗り継ぎ割引など)
・スマホとカードの併用不可
→スマホにクレジットカードを登録されている方いらっしゃると思うんですけど、同じカード番号でもスマホとカードの併用はできないので、こちらは注意してください。
一方で、まだ時期は明確になっていないんですが、今後、札幌市交通局では、地下鉄の切符を「磁気式」の切符から、「二次元コード式」の切符に変える方針なんです。それぞれメリットを見ていきましょう。
まず、磁気式の今までの紙の切符は、紙の裏に「金属」を塗っているんですね。そういった形でした。一方で二次元コード式は、紙に「二次元コード」を印刷している、シンプルな形になります。
藤尾仁志さん: あ、じゃあシンプルに「紙だけ」になるってことなんですね。
森唯菜アナウンサー: そうなんです。改札機でも「差し込む形」から「かざす」という動作になります。二次元コード式に変えるメリットは、構造が比較的にシンプルなので、
・コストの削減: 改札機の購入・メンテナンス費が大幅に削減できる。
・環境負荷の低減: 金属と紙に分けての廃棄が今まで必要だったんですけど、それが不要になる。
・トラブルの減少: 今まで意外と多かった「切符の詰まり」などを回避できる。
という点です。藤尾さんはこれ、どういう風に感じますか?
藤尾さん: ええー。……運賃安くなったらいいなって。
森唯菜アナウンサー: あ、とにかく(笑) そうですよね、もしかしたらこうしたコストを削減することで、(経費が)減っていく可能性もある……、まぁそういうことじゃないんでしょうけど(笑)まぁ、色んなメリットはありました。
で、二次元コード式の切符、JR東日本などの首都圏の8社は2026年度以降順次導入する予定で、利用者の利便性がどのように変わっていくのか注目されています。



























