札幌でのパネル展、「内容が差別的」 市施設の使用を許可しないようアイヌ団体が署名集め申し入れ
2026年 3月27日 17:44 掲載
先週、札幌で開かれたアイヌ民族のパネル展について、アイヌの複数の団体が、内容が差別的だとして、札幌市に今後、市の施設の使用を許可しないよう署名を集めて申し入れました。アイヌの複数の団体が集めた署名は1万6708筆で、札幌市のアイヌ施策担当者に手渡しました。
先週、チ・カ・ホで開かれたパネル展は、アイヌ民族が先住民族であることを疑問視したり、尊厳を傷つける内容だったりしたと指摘したうえで、今後、差別やヘイトを含むイベントに対して市の施設の利用を認めないよう申し入れました。
札幌市男女共同参画室・田口繁治室長
「札幌市でまず出来ることはまず何なのか、もう少し幅広に深く考えていきたい。実効力のあるようなものを早急に組み立てていきたい」
市の担当者は、前向きに取り組む姿勢を見せる一方で、何がヘイトにあたるのか法的な定義がなく、イベントを中止させるような実効力のある対策には時間がかかるとの見通しを伝えると……
アイヌ団体のメンバー
「札幌市は当事者性が足りない。差別の片棒をかつぎながら、それに対する反省もないし、具体的にこうしようというのも見えないし。大変残念です」
「恥ずかしいことじゃないですか、これ。世界ではまったく通用しませんよ、こんなことは」
こうした意見を受けて、市は、アイヌの人々と協議を重ねながら、ヘイトを無くすための対策を検討していきたいと答えました。
一般社団法人「アイヌ力」山下明美さん
「アイヌヘイトパネル展のようなことが起こらないように、頑張って運動していきたいと思っている」



























