「これ以上にない」7年ぶりに猟銃免許が戻る クマ駆除ハンター免許取り消し処分、最高裁逆転勝訴で取り消し
2026年 3月27日 18:39 掲載
猟銃免許の取り消しから7年。最高裁の判断が示されました。クマの駆除を巡り砂川市のハンターの男性が猟銃所持免許を取り消されその処分の撤回を求めた裁判で男性が逆転勝訴しました。
池上治男さん)
「いい判決、これ以上にない判決だったと思いますね。長い戦いだったけど、ある意味で有意義な戦いだったと言えると思います」。
7年という歳月を経て地域の有害駆除を担うハンターのもとに猟銃免許が戻ります。
現場検証砂川市のハンター、池上治男さん。2018年、市の依頼でクマを駆除したところ建物に向かって発砲したとしてその翌年、道公安委員会から猟銃の所持許可を取り消されました。
道公安委員会の処分は違法だとして池上さんが処分の撤回を求めた裁判。2021年、札幌地裁は池上さんの主張を認めた一方で、2024年、札幌高裁は銃弾が跳ね返り人に当たる可能性があったなどとして処分を妥当と判断。逆転敗訴した池上さんは最高裁に上告しました。
池上治男さん)
「ハンターも、(クマの)被害にあった人の家族もみなさんが納得する判決だけを望む、それだけ」。
きょう(26日)迎えた最高裁の判決。
香山芽郁記者)
「いま、旗だしの紙が出されました。紙には、逆転勝訴と書かれています」。
最高裁は二審判決について「有害鳥獣の捕獲等の活動を行うことや周辺住民等の利益の保護に資する職務の遂行に萎縮的な影響を及ぼす」などとして破棄して道公安委員会の処分を取り消し、池上さんの逆転勝訴が決まりました。
池上治男さん)
「公共のためにやっているハンターが準公務員的にやっているハンターが法的におかしな状態にされるそういう目にあうことは絶対にあってはならない」。
一方、道公安委員会は「池上様に御不便・御負担をおかけしたことに対し、お詫び申し上げますとともに速やかに猟銃の返還に向けた手続きを進めてまいります」とコメントしています。



























