47年の歴史に幕 苫小牧市「ときわスケートセンター」施設の老朽化により閉館
2026年 4月 2日 17:49 掲載
苫小牧市のときわスケートセンター。
有名な選手も練習で利用した場所ですが、おととい(3月31日)、惜しまれながら47年の歴史に幕を下ろしました。
おととい(3月31日)、47年の歴史に幕を下ろした苫小牧市が設置したときわスケートセンター。
営業最終日には普段の利用者の倍に近い250人以上が訪れ、別れを惜しんでいました。
訪れた人(苫小牧市民)
「小学校の時、スケートの授業でここ、めっちゃ来ていたので寂しいなと思っています」
「一緒に遊んだけど、もう遊べなくなっちゃう。友達とかもいっぱい作れたからよかった」
「カップ麺をここで食べる。友達と食べるというのがひとつの楽しみでした」
ときわスケートセンターは1980年に苫小牧市で開かれた国民体育大会にあわせて開業。
開業当時は、夏はプール、冬はスケートをすることができ、最先端のスポーツ施設として注目されていました。
2014年には隣接する場所に新ときわスケートセンターがオープン。
このとき、施設は廃止される予定でしたが、苫小牧はスケートのマチなので存続を望む声もあり、営業が続けられてきました。
しかし、施設の老朽化が進み、大規模な改修に12億円を超える費用が必要なことなどから市は閉館を決めました。
施設の壁には、感謝の思いが書かれたメッセージカードも・・・
「26年前、ここでスケートを始めました。思い出いっぱいのリンクです。本当にありがとうございました」
「このリンクがなかったらホッケーができなかった」
ときわスケートセンターは、フィギュアスケートの浅田真央さんなど、名だたる選手も練習で利用。
ウィンタースポーツの殿堂のような存在でした。
苫小牧カーリング協会 高野幸康理事
「何千人という方が、僕が指導してカーリングの楽しさを伝えていく場だった」
フィギュアスケート 岩本愛子選手
「スケートを始めたのがこのリンクで、大きな技をはじめて成功したのもこのリンクで、無くなっちゃうのは寂しいけど、たくさん練習出来て良かったです」
この場所でアイスホッケーの腕を磨いた苫小牧市の金澤市長。
施設の閉館は苦渋の決断だったと振り返ります。
苫小牧市 金澤俊市長
「いろんな思い出がありますね。勝った思い出も、負けた思い出もたくさんあります。本当は残したかったリンクですので、本当にそういう意味では残念ではありますけど、これからもアイスホッケータウンとして苫小牧をもっともっとアイスホッケー・スケート競技で振興していけるように環境整備に頑張っていきたい」
最終日は普段乗ることができない製氷車と写真を撮るなど、訪れた人は名残を惜しんでいました。
従業員「47年間本当にお世話になりました」「ありがとうございました」
多くの人に愛されたときわスケートセンター。
47年分の思いに包まれながら静かに幕を下ろしました。



























