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ボイラーの燃料重油約2000リットルが漏れ、近くの川に流出 北海道ニセコ町のホテル 

裏葵記者
「ホテルの横にあるパイプや地面には黒いシミが残っていて、あたりはまだオイルの臭いが漂っています」

ホテルなどを経営する鶴雅観光開発は、後志のニセコ町で運営する「ニセコ昆布温泉鶴雅別荘杢の抄」で、おととい(7日)ボイラーの燃料重油およそ2000リットルが近くのニセコアンベツ川に流出したと発表しました。

ホテルによりますと、外部の業者がタンク2基におよそ1万4000リットルの重油を給油した後、タンクに入った油量を調整していました。
しかし、何らかの理由で片方のタンクに過剰に重油が送られました。
その結果、タンクの空気を逃がすために設置されていた通気口に重油が逆流し、通気口を通じて側溝へ流れていきました。

裏葵記者
「重油はこちらのニセコアンベツ川に流れました。川にはオイルフェンスが張られていました」

道や町などは油が広がるのを防ぐため、ニセコアンベツ川やホテルからおよそ4キロ離れた尻別川との合流地点付近にオイルフェンスを設置しました。
また、ホテルの側溝には吸着マットを敷きました。

当時、ホテルには26人が宿泊していて、体調不良を訴えた人はいなかったということです。
ホテルは原因究明のため、きのうから自主休業しています。

室岡里美アナウンサー
「ニセコにあるホテルから、ボイラー燃料の重油2000リットルが川に流出しました。重油はどのように川へ流れていったんでしょうか」

依田英将アナウンサー
「はい、地図で見ていきましょう。ホテルはニセコのアンヌプリスキー場からだいたい車で5、6分ほどの所にあります。業者が重油を入れました『給油口』というのは、いわゆるホテルの本館とはちょっと離れた所にあるんですね。そこから何らかの理由で重油は『通気口』に逆流をして、すぐそばにあった『側溝』に漏れ出して、そこからこの川(ニセコアンベツ川)の中に重油は流れ出たとみられています。

発覚の経緯も見ていきましょう。おとといなんですが、午前中に外部の業者が重油1万4000リットルを給油しました。作業終了後、業者は撤収しています。
正午ごろになって、警告ブザーが鳴ったそうなんですね。異常を感知しました。従業員が見回るも異常は見つかりませんでした。
そして3時ごろになって業者から『給油時に特に問題はなかった』と連絡があったんですが、午後3時半ごろになって、従業員が入り口の自動ドアのあたりでオイル臭を感じて調べたところ、玄関の横にある通気口で重油漏れが発覚したということです。

ホテルは原因究明のため、きのうから自主休業をしているということです」

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