札幌のクマ目撃通報4月から増加 専門家"最初はオスグマ、次にメスが目覚めて、親子連れは5月ぐらいに"
2026年 4月15日 16:26 掲載
高橋純暉記者
「中央区の円山公園近くです。この森の奥からきのう夜、この近くでクマのような鳴き声が聞こえたということです」
札幌でクマの目撃情報が相次いでいます。
きのう(14日)午後8時半ごろ、札幌市中央区宮の森でクマのような鳴き声が聞こえたと女性から警察に通報がありました。
宮の森地区では、きのう朝早くにも病院の窓から職員が体長およそ2mのクマを目撃したと通報があったばかリです。
クマが目撃された現場近くの三角山小学校では、けさも見守り登校が行われました。
保護者
「近くにいるというので非常に心配ですね。子どもと一緒に登下校したいと思います」
高橋純暉記者
「札幌市職員らが河川敷でヒグマの痕跡調査を行っています」
また、白石区の豊平川の河川敷では、きのう午後7時すぎ、体長およそ80cmのクマのような動物の目撃情報がありました。
札幌市が白石区と中央区宮の森で調査しましたが、いずれもクマの痕跡は見つからなかったということです。
専門家は、クマの出没する時期が年々早まっていると指摘します。
北海道大学 坪田敏男名誉教授
「だんだん温暖化によって冬眠から覚める時期が早まっていると思う。最初はオスグマが目覚めて、次に単独のメスが覚めてきて、おそらく親子連れはまだ冬眠中で5月ぐらいになってから出てくるんじゃないかなと思いますね」
依田英将アナウンサー
「過去5年のデータからも分かりまして、道内のクマ出没件数、月別の平均を表したものです。4月から多くなっているのが分かります。そして、最も目撃があったのは7月です。だから夏休みの外でのキャンプ、レジャー、気をつけなきゃいけないということも分かりますが、今月4月からクマの目撃が増えているというデータがあります。
そして、今年のこの時期のクマの出没についてVTRでも解説いただきました、北大の坪田先生、こう話しています。
この時期の市街地への出没は例年並みくらい。去年のエサ不足で子グマは少ないが、親子連れはまだ冬眠中と。2歳から4歳の成熟していない個体が、人里だと分からず出てきてしまうことはある、と話しています。
そして、あまり考えたくはないですが、市街地でクマに出会ったときの対処法、これも先生に聞きました。3つあります。
まず、クマの目を見ながらゆっくりと離れてください。
そして、背中を見せて逃げるのはダメということです。動物が逃げるのを見ると本能でクマは追いかけたくなる習性があるそうです。
そして、大きな音を出すのも市街地ではダメということなんです。個体にもよりますが、逆に刺激してしまう可能性があるということです。
まずは札幌市のLINEなどを登録しまして、どこにクマが出ているのかしっかり把握する必要もあります。



























