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JR赤字路線「上下分離」の波紋 沿線自治体は維持管理費に苦悩、「黄線区」めぐり協議へ

きのう(15日)JRが発表した赤字路線8区間について、維持管理を沿線自治体が負担する「上下分離方式」。沿線自治体からは様々な声が聞こえてきました。

むかわ町 栃丸直士町長)
「重要な移動手段の1つなので、簡単にいまの利便性を低下させることに繋がってはいけない」。

札幌市内のホテルで行われた「北海道町村会」の定期総会。きのうJRが発表した収支改善策についても話題になりました。

赤字幅が大きく単独では維持困難な「黄線区」と呼ばれる8つの区間。JR北海道の鉄路のおよそ4割を占めます。

国から抜本的な経営改善を求められているJRは「黄線区」について、沿線自治体と協議を始めると発表。運行はJR、線路や設備の維持管理については自治体などが行う「上下分離方式」のほか、利用者が少ない列車の削減などによる輸送体系の見直しも検討します。

「黄線区」の1つである宗谷線。この路線にある音威子府駅は豪雪地帯でもあります。JR北海道は踏切の除雪なども自治体に行ってほしいとしていますが、村長は・・・。

音威子府村 遠藤貴幸村長)
「ちょっと受け入れ難い要求なのかな。継続の課題を単純に地域自治体に丸投げした形に感じている」。

また、室蘭線にも「黄線区」があり、また、石勝線と交差していることから千歳方向への乗り換えとしても使わてれいます。

安平町 及川秀一郎町長
「 町道でもオペレーターが不足していて、担えるところは何か、協力し合えるものが何か、そういったところをきちんと議論していかなければならない」。

北見市の辻直孝市長は「黄線区」沿線の自治体だけではなく、道内外全体で議論を進めるべきとの考えを示しました。

北見市 辻直孝市長)
「議論の前提として国の考え方を示していただくことが必要」。

JR北海道は線区ごとに協議を進め、今年度末までに抜本的な改善方策を取りまとめたいとしています。

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