「同時に火の手があちこちに見えて恐怖」強風で自宅の前まで燃え広がる 根室市の原野約328ha焼失
2026年 4月17日 16:21 掲載
焼けて真っ黒になった根室市内の原野。1日でおよそ328ヘクタールが焼けました。
千葉雄太記者
「野火があった現場は真っ黒に焼け焦げていて、今もとても焦げ臭いにおいがします」
消防に通報があったのは、きのう(16日)午後0時半ごろ。
船に乗っていた人が、「山の方から煙が上がっている」と火災に気づきました。
地上からの消火活動は、夜を徹して行われ、けさ早くには、道の防災ヘリや災害派遣要請で出動した自衛隊のヘリも上空から放水。
火を完全に消し止めるまでには、丸1日かかりました。
根室市消防署 竹脇亮副署長
「強風によって、かなり炎があがって延焼の速度が速かったということと、山間部ということで火元のそばになかなか消防車が行けなかった」
けが人はなく、建物への延焼もありませんでしたが、学校や住宅のすぐ側まで燃え広がりました。
自宅の目の前に火の手が迫ったという70代の女性は…
住人
「暗くなってくると同時にすごい火の手があちこちに見えて本当に恐怖を覚えた。(避難先から)帰ってきてここが黒くなっているのを見て改めてまた怖さを知った」
今回の火災は、風の影響を受けて、火元から南西方向に広がっていきました。
火元とみられる現場付近に行ってみると…
本間壮惟記者
「根室市珸瑤瑁1丁目です。近くには使われなくなった牛舎がありますが、住宅などはありません。このあたり一帯が火元とみられています。」
出火の原因について専門家は、
市民防災研究所 坂口隆夫さん
「林野火災というのは、統計上見ても、何らかの人為的な条件が入って火災になっている。焚き火だとか、たばこの投げ捨て、放火とか、そういう人為的な原因で発生した可能性が高いのかなと思う」
現場付近は、空気が乾燥した状況が続いていて、根室市は、現在、林野火災注意報を発表し、火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。




























