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続発する地震、教訓は 道内の沿岸部に一時"津波警報" 最大40cmの津波観測 住民ら高台に避難

前田愛奈記者
「函館市の五稜郭公園です。先ほど揺れを感じました。そして、ちょうどいま津波の注意報が流れています」

きのう(20日)、サクラが満開を迎えた函館の五稜郭公園。
緊急地震速報が鳴り響き、集まった花見客らは姿勢を低くして揺れに備えます。

きのう午後5時前、三陸沖を震源とする地震が発生し、青森県では震度5強、道内でも函館市と日高の新冠町で震度4を観測しました。

「津波警報が発表されました。海岸付近の方は高台に避難してください」

この地震によって太平洋沿岸中部の日高と十勝の沿岸部には津波警報、そのほかの太平洋側には津波注意報が発表されました。
午後6時前には潮位が上がる様子も。
浦河では道内で最大となる40センチの津波を観測しました。
また、浦河町では避難する際に80代の女性が転倒し腕を骨折したほか、93歳の女性が避難所で体調不良になったということです。

「現在、日高町の上空です。集落から少し高台の道路の脇に車が集まっています」「新ひだか町の上空です。海岸線の高台に、車が集まっています。高台に避難するために集まってきた車が、高台に集まっています」

前田愛奈記者
「函館市の海の見える高台に来ています。津波注意報が出されているということで、多くの人たちが車に乗って避難してきています」

避難してきた人
「めちゃめちゃ揺れました、長い横揺れがあって。店の人が避難してくださいと誘導してくれたので避難できた」

高橋海斗記者
「十勝港、波もたっておらず穏やかです。津波警報が出た直後は沖へ逃げる船もありましたが、現在は多くの船が停まっています」

道内に発表されていた津波警報と注意報はきのう午後11時45分に全て解除されました。
一夜明けたきょうも住民には不安が広がっています。

漁師
「こればっかりは突発的というか突然くるものなので、予測できないので、どうにもできないですよね」「すぐ警報が出たので、沖に避難しました」「12月のときも沖に操業にいくタイミングだったので沖に離れて」

道内では去年12月、青森県東方沖を震源とする地震で最大50センチの津波を観測。

去年7月にはロシアのカムチャツカ半島付近を震源とする地震が起き、各地で津波が観測されるなど去年から津波被害が相次いでいます。
去年7月、高台に避難する車の長い列ができていた苫小牧市。
きのう、同じ高台の公園で取材をしていると・・・

苫小牧市民
「急いで自転車漕いで、前は車で来たら来れなかったので」「(Q、心配ですよね)心配ですね」

これまでの教訓を生かして渋滞に巻き込まれないように自転車で避難して来た親子の姿がありました。

また、今回の津波警報で住民のおよそ3分の1となる1100人以上が避難した日高の様似町。
町の担当者は町民に防災意識が浸透してきていると話します。

様似町総務課 久米悠都係長
「昨年も2度、津波警報の発令ありましたけれども、カムチャツカ半島沖地震と青森県東方沖地震とありまして、その時もだいたい同じくらいの方が避難されていましたので、だいたいこの津波警報が出たら避難しようという意識の方がそれぐらいいらっしゃるのかな」

気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表し、今後1週間程度はすぐに避難できる準備をしておくよう呼びかけています。

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