◆最終回◆
「そぼろごはんさんですか？」待ち合わせ場所に現れたのは、およそカズオの好みとは、かけはなれた女性だった。落胆するカズオに、カズキは真相を話す。すると、怒り出すと思いきや、カズオから出てきたのは意外な言葉だった。「…ありがとな」現実世界から目をそむけ、アニメの世界に逃避していたことを思い知ったカズオ。数年ぶりに兄弟として心を通わせた2人。兄が新しい一歩を踏み出そうとする後ろ姿を、カズキは、まぶしそうに見送った。
（2008年1月28日OA）

◆第三回◆
自転車に乗れない＜そぼろごはん＞＝カズオをからかうために、女性になりすまし、自転車デートを申し込んだシンヤ。しかし、カズオが自転車に乗れなくなったのは、少年時代のある出来事がきっかけだったことがカズキから明かされる。それを聞いたシンヤは、カズオ好みの女の子を探し出し、デートさせる作戦を思いつく。
（2008年1月21日OA）

◆第二回◆
カズキとシンヤは、＜そぼろごはん＞に好きなファッションについてメールをする。すると、隣室の兄カズオが聞いてくる。「女の子の好きなブランドって知ってるか？」。カズキが適当に「シャネルとかグッチとかじゃない？」と答えると、＜すぼろごはん＞からは「シャネルとかグッチをよく着ています」との返信が。どうやら＜そぼろごはん＞は、兄カズオだったということに、カズキは気付く。
（2008年1月14日OA）

◆第一回◆
インターネットの出会い系サイトを見ていたカズキ（岩田雄二）とシンヤ（高田豊）。そこで＜そぼろごはん＞なる人物を発見する。プロフィールには、「僕には友達がいません」「趣味はアニメ鑑賞」…。ふたりは女性になりすまし、冷やかしで、＜そぼろごはん＞にアプローチをかけるが、マニアックなアニメの話題ばかり…。そこで、シンヤは隣室の兄カズオ（音尾琢真）に助けを求める。
（2008年1月7日OA）