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初めて小宮山さんの調査に同行したとき、私は驚きの連続でした。川のどこにサケの卵がうまっているのか、どこで魚が体を休め、川岸のどこからクマが獲物を狙っているのか次々と言い当てます。どうしてわかるのか?それは40年近く知床の川で観察を続けてきたからです。その観察法も普通ではありません。スイミング帽と水中メガネをつけて、川べりにあお向けに寝転がります。そして頭を半分水に入れて、一日中、水の中を逆さに見ていることもあるといいます。もし誰かがそばを通りかかったら(クマがそこらじゅうにいる山奥で通りすぎる人などいませんが)悲鳴をあげたくなるような姿です。そうして小宮山さんは新たな法則をいくつも発見しました。数日かけて卵を産むサケは、産卵の30分前からある行動を取るようになります。ほんのわずかな違いですが産卵直前の目印となるこの行動の撮影に成功しました。番組で紹介できると思います。
小宮山さんと川を歩いている間、私は「へぇ~」とか、「そうなんですか!」とか、「う~ん、なるほどぉ」とか、そんな言葉しか発しませんでした。何気なく「この川岸の石が緑のコケでおおわれるのに7年かかりました」と言われたときは、その観察力にただうなるしかありませんでした。 パソコンやインターネットの普及で私たちは家や会社にいながら多くの情報を入手できます。でもそこにあるのは誰かが書き記したものであって、新たな発見の感動はありません。小宮山さんは徹底して現場主義をつらぬきます。実際に見て、さわって、何度も確認するうちに誰も気づかなかったことが見えてくるといいます。番組にはこれまで語られなかった知床の情報が満載です。親子で楽しめる番組に仕上がりました。視聴者の皆さんも番組を見るうちに「へぇ~」という言葉が出てくるのではないかなと思っています。そして見終わったあとにテレビで言っていたことが本当かどうか、川に行って石をひっくり返してみたくなるのではないかと思っています。 プロデューサー
沼田博光 |
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