バス+オッサン+カラオケ=?
2008年02月29日(金)
2月29日(金) …あ!今日は4年に1回しか来ない大切な日ですね…。
2月29日生まれの方、4年ぶりのお誕生日おめでとうございます!
さて年明けから続いた大型企画「沖縄満喫ツアー」もついに終了。
ハヤシ(大泉)さんがご案内するツアー企画で、
見事ハヤシさん本人が優勝!という
いかにもナックスらしいエンディングで幕を閉じました。
皆さまお楽しみ頂けたでしょうか?
さて、今日は本編の企画とは少し離れ、沖縄ツアー中のこぼれ話をひとつ。
今回の沖縄企画は、基本的に「ワクワク」と「ドキドキ」
2つのコースに分かれてリポート体験をしてきました。
以前も書きましたが「ワクワク」=楽しい、「ドキドキ」=きつい、
という一応の線引きをしており、ロケの移動もそれに準じて
「ワクワク」=ゆったり豪華な大型バス
「ドキドキ」=機材も積まれたスタッフ運搬車
となっていました。
そして。ワクワクチームの乗る、この大型バスが何とも魅力的なのです。
スタッフ含め10名ぐらいで30人近く乗れるバスをゆったり占領!
その上!
大きな窓にはデカデカと「カラオケ60,000曲歌い放題」のプレートが…。
“歌大好き”“カラオケ大好き”の大泉さんが
これを見逃すハズがありません。
第1週の放送(第1ステージ)でもその様子はチラッと映りました。
ハヤシさんの熱唱する「島人ぬ宝」…10秒くらい?
放送時間の関係でカットされ、えらい短く編集されてしまいました。
が!
実はその後も続いた「豪華バス・カラオケ大会」は
そんなもんじゃなかったのです…。
今回のハヤシ(大泉)さんは基本的にMCとして公平を期すため
「ワクワク」「ドキドキ」交互に参加、というルール。
(放送をご覧の皆さまはご存知ですね?)
つまり第1ステージ「幻グルメ(アグー)」と
第4ステージ「ウェイクボード」の計2回、
ワクワク車に同乗することになった訳です。
まずはその第1ステージ。
移動中のバスで簡単な前枠(アグーの説明等)を撮っている最中、
突然何を思ったか「さ、カラオケしましょう!」と切り出した大泉さん。
シゲ・安田の二人がポカーンとしてる間にさっさとリクエスト。
歌い出したのはOAでもちょっとだけお聴き頂いた「島人ぬ宝」でした。
(♪島人ぬ宝↓熱唱中の大泉さん)
沖縄出身バンド「BEGIN」の名曲ですね。
やはり沖縄に来たらこの歌でしょう!
バスの中は一気に温まり、ワクワク楽しい雰囲気に。
ただ、さすがに前枠撮影中ですから1曲歌って終わりだろう。
この後ロケも待ってるし、宴会にはちょっと早い。
誰もがそう思っていたところ。
歌い終わるや否や次の曲がリモコンでピピッ!!
宴を終える気はさらさらありませんでした。
つーか、前枠をこれ以上撮る気もなかったのでしょう(笑)
いやいや、天才・大泉さんのこと。
これ以上回しても前枠が盛り上がることはないととっさに判断、
バラエティ的にカラオケに目を向けたのでしょうか。
「なんせ60000曲歌い放題だからなぁ!
ハヤシ、沖縄にいる間に全部歌いきれるかなぁ?」
そんな勢いのあるハヤシ節でカラオケが続きます。
続く2曲目はなんと!
北海道が生んだ大スター・北島三郎さんの「風雪ながれ旅」!
小節(こぶし)ききまくり!
「やい常夏の沖縄!
半年間雪に閉ざされる北海道の心の叫びを聞いてみろ!」
そんな熱い思い?が大型バスの隅々まで響きます。
もはや完全に前枠を撮る気なし!
そう判断したスタッフは、そこでカメラを止めました。
それでも大泉さんの勢いは止まることを知らず、
1番歌い終わりで演奏停止、次の3曲目へ。
吉幾三さんの名曲「雪国」。
沖縄の温かい風を受けながら、なんとも違和感のある空気。
この時点ではまだシゲ・安田の二人は今イチついていけず…
と、ここでハヤシさん。
「おぅ、タケシも歌え」
「え?」
「あれだ、アレ歌え」
「……」
タケシとはHTBのバラエティ番組を支えるチーフカメラマン・鈴木武司さんのこと。
3度の飯より酒が好きで、飲めば飲むたび泥酔。
最後には安田さんをも超える“変態酒乱”ぶりを発揮する
タレント顔負けの面白人間…!
彼の宴会での十八番は冠二郎さんが歌う「炎」。
サビで「アイ・アイ・アイライク演歌~♪」と歌い上げる
およそ演歌とは思えない面白ソングです。
そして大泉さんが指定した「アレ」とは、まさにこの「炎」のこと。
かつて、「どうでしょう」の藤村Dが番組HPに綴った爆笑日記がありました。
(2001年12月25日付けD裏話参照)
そこで明かされた「タケシ」と「炎」の悲しい過去。
どうやら大泉さんはその一件を覚えていたらしく。
「アレを歌え」…と。
確かにタケシさん、HTBきっての“捨て身の盛り上げ要員”ではあります。
しかし、しらふの時は基本的に真面目で寡黙なタイプ。
さすがに酒も飲まずにカラオケは…
とは言え完全にノッてしまったハヤシさん。
断りた気なタケシの顔色などうかがう様子もなく、
「いいから歌え」と。
※ちなみにタケシの方が年上ですが、ハヤシTキャラのため呼び捨て&命令口調。
そしてこのハヤシさんの采配は、ズバリと当たりました。
「♪燃えろ 燃えろ 燃えろぉ~」
「♪アイアイアイライク演歌ぁ~」
腹さえくくってしまえば、タケシもサムライ。日本男児。
歌詞モニターをじっと凝視して討ち死に覚悟の大熱唱。
と…ここでついに。
今イチついていけてなかった安田&シゲ、
更に他のスタッフも一気にブレイク!
どこからともなくタンバリンも登場!
バスの中は完全に加速をつけ、“大宴会”へと向かっていったのです。
歌心に火がついてしまったシゲが続く。
「電子戦隊デンジマンのテーマ」!
「……?」
知らねー……
場が一瞬盛り下がる。
しかし!ハヤシさんがすかさずレシーブに入り
長渕剛「♪とんぼ」
R35の揃う車中は再び息を吹き返す。
空気を読んだ戸次さん、次は外すまいと
ゴダイゴの「♪ガンダーラ」
…オーバー35、もう大合唱です。
続けざまに今度はモノマネも入った
安全地帯の「♪じれったい」
そして宴がいよいよピークへと達した頃、
ついに安田さんも立ち上がりました。
「♪本当ならば今頃~ 僕のベッドには~」
今回は「特命係長・只野仁」をパロッたキャラで臨んだ安田さん、
ドラマのエンディングにもなっていた
ザ・ブルーハーツの名曲「ラブレター」を熱唱。
もう、芸でもなんでもない。
どこぞの街角のカラオケBOXでも嫌というほど繰り広げられている
いたって普通の“カラオケ大会”…。
(♪とんぼ熱唱中の大泉さん↓…あまりの熱気にカメラもブレブレ)
しかも!若い10代~20代ならいざ知らず、
その構成要員はHTB、CUEさんともに1~2名の若手を除き
全員が30越え、しかも半分はオーバー40。
大型バスに揺られながらマイクを握って大合唱する“三十路”“四十路”10数名の
その光景は、さながらどっかの会社の“慰安旅行”のようでした。
バス+オッサン+カラオケ=慰安旅行。
ちなみに。
ウェイクボードに向かうバスの中でもこのカラオケ大会は
当然決行されました。
朝からあいにくの雨に見舞われてしまったロケ、
「何とか晴れてくれ」との思いを託して大泉さんが選曲したのは…
八代亜紀「雨の慕情」!
『♪あーめあーめふーれふーれ もーっと降ーれ♪』
願いが天に届いたのか?
現場に到着する頃にはすっかり雨も上がり
時折日差しものぞく絶好のウェイクボード日和に。
そしてまたもや後半からノッてきた安田さんが
「まもなく現場に到着します」という最悪のタイミングでマイクを手に取り
森山良子さんの「さとうきび畑」を熱唱。
ずーっとファルセット(ていうか、ただの裏声)で。
「♪ざわわ~ざわわ~ざわわ~」
そら、雨もやむわ(笑)
しかも。
1番が終わる頃には予想どおりバスが現場に到着。
でも「着きましたんで」と素っ気なく途中でぶった切るのも何なんで、
ドライバーさんが気を利かせて現場の駐車場の中を
ぐーるぐるぐーるぐるとひたすら旋回…。
歌が終わるまで、ひたすら。
4~5週はしてたでしょうか? …同じところをずーっと。
最後はあまりのバカバカしさに全員苦笑。
でも安田さんだけは最後まで気持ち良さそうに歌っておられました。
テレビに映ってない本編のロケ前からこうして(無駄に?)盛り上がり、
本番に入っても常にミラクルの嵐。
やるなぁ、チームナックス!(しみじみ)
そして。
年齢だけはすっかり“いいオッサン・オバチャン”になりながらも
精神年齢は全員小6~中2のまま…というチームハナタレ。
こんな元気な「小学30年生たち」が今日もこのハナタレナックスを
作っているのです! ……って、いいのか?これで!俺たち!!
P.S.
ちなみに上記カラオケ大会の様子、大半をカメラにも収めてはいるのですが
放送時間の関係でほとんどOAすることが出来ませんでした。
いずれ機会があれば未公開VTRとしてお披露目できれば…
なんてことも考えてはおります。
(お約束できませんけど、“いつか”を期待せずにお楽しみに!)
さて、次週はいよいよ奥田民生さんをゲストに迎えての爆笑トーク!
もはやご存知ない方も多いかも知れませんが、
8年前、HTB「鈴井の巣」(ドラバラの前身)という番組で
実は一度、大泉さんと民生さんは共演を果たしています。
「奥田民生が大泉洋をプロデュース!」
という大そうなタイトルの付いた企画でした。
大泉さんの作詞した「負け戦」という歌に民生さんが曲をつける。
更に、それを生中継のライブでお披露目!
という大胆な企画だったのですが、
その懐かしいVTRを交えて繰り広げられる爆笑の本音トーク!
更に、ひょんなことから民生さんが“あの名曲”をまさかの熱唱!?
ナックスファン・民生ファンはもちろん必見!
そうじゃない方も存分に楽しめる内容になっていますので
是非ご覧下さい。放送は3月6日(木)深夜0:10~!
(杉山)
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