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ハナタレナックス

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良いお年を!

2008年12月26日(金)

12月26日(金)

今日が仕事納め!という方も多いことでしょう。

ご多聞にもれず我々HTB制作部も本日が一応の仕事納めです。

 

数年前、僕がドラバラをやっていた頃は

年末は31日まで、年始は2日から!なんていう過酷なスケジュールも

当たり前でしたが・・・

最近はスタッフも増え、編集機の性能なども格段にアップし

世間一般並みに休みが取れるようになりました。

なんだか隔世の感がありますな。。。

あんまり休むと逆に風邪でもひきそうで怖い、

古き悪しき(?)時代の化石D・杉山です。

 

さて、テレビの進歩と言えばハイビジョン!

このハナタレも年明けからついにハイビジョン放送になることは

以前もお伝えしました。

 

更に、今回はそれに併せてオープニングタイトルも一新します。

トータルデザインを担当して頂いたのは

ハナタレ部屋を作ってもらった札幌在住デザイナーの鯨森惣七さん。

御年60歳。

40周年10時間テレビの札幌ドーム内にて初公開されたハナタレ部屋で

イラストを書いてもらった・・・という方も多いのでは?

そう、あの不思議な雰囲気のオッサンです。

 

年齢だけ聞くとかなり年配に思うかもしれません。

いや、見た目もかなりなオッサンです。

そりゃそうです、60歳ですから。

 

でも、その頭の中身は

我々をはるかに越える若々しさ&みずみずしさ!

その人間性といい、感受性といい、

とにかく面白いオッサンなのです。

 

今回、このオープニングの話を依頼して、

「等身大のチームナックスを鯨森さん流に描いてほしい」と

リクエストを出したところ

数日、いろんなことを考えたのでしょう。

 

それから一週間後に開かれた最初の会議で開口一番!

 

「今回のテーマは宇宙、そしてビッグバン!」

だと。

おっしゃる訳です。

 

「・・・・・・・・?」

 

ややポカーン気味のスタッフに構うこともなく

その講釈は続きます。

 

「チームナックスは、ビッグバンとともに現れた

地球外生命体である」

「等身大の彼らは宇宙人なのである」

・・・と。

その自分の発想のイメージを言葉にしていきます。

 

「いや、あなたの方が宇宙人では・・・?」

「岡本太郎か・・・?」

と言いたい気持ちを抑えて彼の言葉を最後まで聞きました。

そして、彼のプランに最後は全員が賛成の手を挙げたのです。

 

いきなり何の説明もなく宇宙の話から始まるから我々常人の頭は混乱し

「一体何のことやら?」と当然のように驚いた訳ですが、

ちゃんと話を聞いてみれば、それはそれは素敵な世界が

そのイメージの中には存在していたのです。

 

芸術家の言葉って、時として解釈が難しいものね・・・。 

 

で。

彼が描いた「ハナタレナックス」の新たなイメージは、こうです。

 

「チームナックスは、我々に夢と笑いを届ける宇宙人なのだ」と。

「宇宙大の可能性を秘めた、ファンタジーなのだ」と。

「彼らは等身大でそのキャラクターを演じられる、奇跡の5人なのだ」と。

 

おっしゃるとおりです!異論なし!

 

その世界観を、彼の絵筆に託し

ハナタレの新オープニングとして描いてもらうことになりました。

 

コンセプトが決まってしまえば話は早いもので

その後はとんとんと制作作業が進み、

数日前、ついにその完成版が出来上がりました!

 

皆さまにご覧頂けるのは年が明けた2009年1月8日(木)。

 

果たしてそこにはどんなナックス宇宙人が描かれているのか?

乞うご期待!!

 

では、来年も皆さまにとって良い1年となりますように!

今年はこれにて失礼します。また来年!!

 

やべ・・・!制作の面白忘年会に遅刻だ・・・(汗)!!

 

(杉山)