お初にお目にかかります

2012年05月21日（月）

スタッフルームをご覧いただいている皆様、初めまして！

今年の１月からハナタレ班でディレクターをしております、平尾由佳子と申します。

 1月より前は、【深夜開拓魂】という番組枠

（木曜深夜２４：５０～ハナタレの後番組ですね）を担当しておりまして、

前ハナタレスタッフの窪井チーフディレクターのもと、

ハナタレ班とは隣の島で仕事をしていました。

 

 ＨＴＢ入社８年目、学生の頃からどうでしょうやいばらの森、

ハナタレなんかをＶＨＳに録画して見ていた人間でして、

こちらをご覧頂いているナックスファンの皆さまと近い感覚を持っているかと思います。

 

 さて。

スタッフルーム初心者なわたくし、

ギックリ腰を患ったり甘酸っぱいデートの思い出だったりという

ネタになるようなプライベート話がございませんので（※前回の杉山Pの記事参照）

まずはセオリー通り「放送から漏れた裏話」的告白をしたいと思います。

 

 先日5月17日に放送した「ハナタレ特別企画～演劇ユニットTEAM NACSの真実」という

ぷちドキュメンタリー企画を担当しておりまして。

ツイッター上では

「マジナックスだと！？」「最終回フラグか！？」

というつぶやきが飛び交っていたようですが

あくまで今回は特別企画、

改編で番組内容が方針転換したわけでも、最終回でもございませんのでご安心ください。

 

ナックスさんおひとりずつに、それぞれ２時間以上じっくりお話を聞いた今回のロケ。

爆笑話や貴重な酒飲み話など多数あったのですが、

なんせ編集していくにつれ「マジナックス」へと大きく舵を切りましたもので

泣く泣くカットせずにいられないお話が山ほどございました。

 

 そこで、平尾が最後まで入れどころを探しながらもお蔵入りとなった

安田さんの【酔いどれこぼれ話】をご紹介させて頂きます。

 

 

 午後９時過ぎ。

稽古終わりで安田さん行きつけのお店にお邪魔した安田さん、Nマネージャー、平尾の３人。

乾杯ののち、どう話を切り出そうかと思案していると、

安田さんがボソリと一言おっしゃいました。

 

 安田「知ってる？酒は３口がちょうどいいっつうんだよ」

 

 安田さんによると、おちょこや瓶ビールのコップが小さいのは、

風味や温度が逃げる前に飲みきれるようにと

３口でちょうどいいように計算されているからなんだそうです。

 

 安田「寅さんがね、甥っこのみつおに酒の飲み方だけを教えたっていう・・・」

 

 ここから、熱燗の飲み方講座が始まります。

 

安田「一口目はまずこう・・・ズズ（１口目をクィッと飲み、鼻からヌフーと抜く）

 　　　で、おつまみをちょっとこう・・・（タコの刺身をひと口）　　　　

　　　　喉の奥に置いておく・・・（といって２口目をコクンと飲む）

　　　　・・・おいしいねぇ。

　　　で、ちょっとおいて・・・最後のひと口を・・・（３口で飲み干す）

 　　　・・・・ね！？

 　　　ようやく３９の年になって、半紙一枚くらい分かるようになってきた（ニヤリ）」

 

 私とNマネージャーは「なるほどぉー！なるほどぉー！！」と感心しきりです。

そして、当然教えてもらったからには試してみたくなるもの。

ヌフーと鼻から抜きながら、たしなんでやりました。大人の階段をのぼりました。

 

 そんな有難いお酒トークに耳を傾けておりましたが、

ふと時計を見ると閉店まで１時間しかない！

いやぁ、焦りましたね。

 

 そろそろお話を、なんつって水を向けたはいいものの、

 

安田「あぁ、そうだね、ごめんごめん・・・。

 　　　・・・・・・・・・・・・

 　　　あ、そうだもう一つこんな話があってさ」

※以下、無限ループ

 

 平尾の焦りを感じ取ったのでしょう、

安田さん一言、こうおっしゃいました

 

安田「いやぁ、これ怒られるよ、平尾君！

 　　　結局話聞けませんでしたってんだから！（笑）」

 

 

果たして安田さんから真面目な話は聞けたのか！？

通称マジナックス後編、５月２４日の放送で明らかに・・・！？

（なるかな？）

 

 長文・乱文にて失礼いたしました。

 （平尾由佳子）

 

 写真は、行きつけのお店の店長と安田さん