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ハナタレナックス

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皆さまありがとうございます。

2012年07月17日(火)

いやはや。何とも。

私事ですっかりBBSを騒がせてしまいまして、スミマセン。

杉山です。

別に秘密にするつもりもありませんでしたが、

かといって大々的に発表するつもりもなく。

なんせ45(しじゅうご)の初婚ですから、

照れ臭いやらこっ恥ずかしいやらで

お世話になった方や関係者にのみこっそりとお伝えできれば

それでいいかなくらいに思っていたのですが...。

 

で、お世話になってる方(=CUE副社)に報告しましたところ、

瞬く間にエライ勢いで大発表と相なってしまいました...(笑)

突然BBSへの書き込みやらアクセスがいつもの倍近くに

急増したもんですから...何事か!と思いきや、、、

副社おそるべし!と改めて実感した次第です。

 

それにしても。

「これ私のプライベート用に撮ってもいい?」と言われてケータイで何気に

写された写真がいとも簡単にブログで大公開されてましたなー・・・!

ということで、プライベートな話で大変恐縮ですが、

私、お陰さまでこのたび入籍を致しました。

...と書きつつ、ここで発表することすら実はまだ微妙でして。

と言いますのもお世話になった上司や近しい同僚には言いましたが

まだちゃんと報告を済ませていない方も多く、社内にも知らない人が

多数いたりするという中途半端な現状でございまして、正直。

 

元ハナタレスタッフの窪井君(=現深夜開拓魂班)あたりは、

副社のブログに端を発したどうでしょう関連のFacebookか何かで

初めてこの事実を知ったそうで(笑)これはこれは失礼しました、、、みたいな。

そういえばハナタレ班以外のバラエティチームには

お伝えし忘れておりましたm(__)m

上司の結婚をFacebookで知る、ってのはどんな気分なのだろう。

窪井君は「なんか、面白かったです」と

気遣いのある大人な表現をしてくれました。

ていうか、気を遣わせてしまって申し訳ない!

 

なのでここでまだちゃんと自分の口からお伝えできていない

関係各所の皆さまへお詫びです。いきなり私信ですみません。

ホントに身勝手で申し訳ありませんが、

あまりに照れ臭いので皆さまへの報告は後日改めて、

主に「ハガキ等で」させて頂きたく存じます。あしからずお許しください。

 

そしてBBSやメールなどでわざわざお祝いのメッセージを頂いた皆さま、

ホントにホントにありがとうございました!

番組の一スタッフ如きにこのような温かいメッセージを頂けること、

不思議に感じつつもつくづく我々HTBバラエティ班は幸せ者だなぁと思います。

 

特に「結婚しない」なんていうポリシーを持っていた訳でもなく、

ただ出会いもなく、たまたまあってもすぐに愛想をつかされ、

普通の人には3回あるとか聞いていたモテキが訪れることもなく、

あれよあれよと未婚のまま歳ばかりを食い、

気づけばずっと未来の話と思っていた「齢、四十五」に。

(よわい、しじゅうご)・・・改めて口に出してみるとなかなかの響きです。

ドラバラ山田家の後藤利喜男さんの設定と同い年だそうです。

バカボンパパの4つ上です。

中年中の中年、正真正銘のオッサンです。

なんなら初老とも言う。

 

「あー、オレどっかに欠陥があるんだなきっと。」

「でもまあシゲみたいな同類もいるからまーいいか。」

なーんて思い、諦め始めていた矢先、

「欠陥品で初老のオッサンでもいいよ」と言ってくれる

奇特な人が偶然現れまして、

無事に救って頂いたと。そんな感じです。

感謝感謝。

 

ナックスの皆さんにも先日のロケの際に報告しましたところ、

皆さん一様に驚きつつもお祝いの言葉を頂きました。

音尾君はなんと!

後藤利喜男になってイリュージョンを披露すると言ってくれました。

ひじのあたりから大金を出してばら撒いてくれるんだそうです。

ありがとう!

そして他の皆さんも、ホワイトストーンズに変身して

自宅訪問でお祝いをしてくれるんだそうです(笑)

そりゃまたなぜかというと。

札幌に移住して20数年、

ずっとHTBのお膝下・豊平区に住み続けてきた私ですが

今回を機に心機一転?「白石区」に転居しまして。

ならばこれはホワイトストーンズでお祝いをせねば!と

話の流れでそんな結論に行きついた次第です。

まあ、ホントに来られても困るんですけどもね。

 

でも冗談はさておき、"かつてのロケ地に住まう"

というのもなかなかオツなものでして。

ちょっと第二の故郷的愛着もあり。

赤いバラの入った服でも買って近所を散歩しようかな。

毒ガス充満してないかな、大丈夫かな?

 

あ、そしてBBSなどで皆さんが一番気にされていた

「シゲさんのリアクション」ですが。

この日はタイミングがいいんだか悪いんだか...

たまたまシゲさん一人だけ寝坊でロケに遅刻しまして(笑)

(遅刻の様子自体はそのうち放送でも入ると思いますので

楽しみにお待ち頂くとして。)

 

残り4人には既に収録前に発表済みだったので、

つまりシゲさん一人にだけ話せていないまま

ロケが進行していくという状況が少し続きました。

メンバーからは「シゲにだけこのまま内緒にしとけば?」

「いつかお祝いメッセージでも撮る時とかに突然知るとか面白いんじゃね?」

などと言われたんですが、さすがにそんな長い間黙ってるのも、ねぇ。

特に彼は私を「半ば同類」と思ってくれてましたから。

こっちにしても当然その辺での親近感やシンパシーがある訳で。

裏切るようで後ろめたい。

それにもし、その間にどこかから噂話で耳にしてしまったらそれこそ最悪だし。

やはり自分の口から伝えた方がいいのではないか。

 

と、そこにはもうまるでバラエティ番組のスタッフとしての思考はなく

どうしたら面白いか?なんてことすら考える余裕も全くなかったんですね。

 

そんな訳で。

喫煙所でちょうど二人きりになった瞬間があって、そこでお伝えすることにしました。

 

イメージしやすいようにそのまま再現しておきますと。

「シゲ、ちょっと報告したいことがあるんだけどさ、、、」

「ハイ?」

「他のメンバーには朝一で伝えたんだけど、、、」

「はあ。」

「俺さ、ついこないだ入籍なんてものをしてみた」

「・・・・・・・・・?」

「シゲには何となく言いづらい感じもあるんだけどさぁ、、、」

「・・・・・・・・・・。」

「いやあの、結婚しました。冗談とかではなくて」

「・・・・・・・・・・?」

 

すぐには理解しかねる、といった表情で少~し長めの間があって。

 

「それ、裏切りってことですよねえ?」(顔はわりとマジ。)

「いやいや、裏切りとかそうい・・・」

「いや、裏切りですよねぇ?」

「い・・・」

「だって前に、結婚する意味が分からない、って言ってたじゃないすか?」

(確かに数年前、そんな話をしたことはあります、酒席の雑談でね)

「あー、まあ確かにそんなこと言ったこともあるかもしれないけど...」

「あーそうですかそうですか、、、いや、いや、おめでたい話だし。

別にいいんですけど・・・」

「でも人間なんて時の流れや状況でそんなの変わるワケでさ・・・」

「いや、もちろん分かりますけど、素直にはお祝いできないなあ」

(あれー?この感じ、とりあえず謝っといた方がいいのかな。

なんかごめんね。・・・とかって。いや、おかしな話だけど。)

なんてことを考えつつ言葉を探していたところ。

シゲさんもまだまだ何か言いたそうでしたけど、

そこにADの救いの声が。「収録再開しまーす!」

 

「再開だって。そろそろ行こうか。」

とタバコを消して、なんとなーく現場へ戻ろうとするその間際。

出口の扉の前ででこちらに背中を見せつつ、

「いや、素直には受け入れられないけど、、、

とりあえずお祝いの言葉は言っておきますよ。」

と、一言残してくれました。

「一応、おめでとうございます。」

うしろ向きのまま、顔だけほんのちょっと振り向いて。

 

きゃー、シゲちゃん渋い!カッコいい~!

って、女性ファンの皆さんはなるんでしょうか(笑)

まあ、そんなこんなで渋々ながらお祝いしてくれました。

 

ちなみに、私が自分のバラエティセンスの無さと

KY加減に嫌気がさして猛反省したのはこのあとのことでした。

 

すべての収録が終わり、「お疲れさまでしたー!」の声が響いたその直後。

突然リーダーが

♪パパパパーン、パパパパーン♪と歌い出し、

なんとメンバーから豪華な花束を頂いてしまいました。

(ありがとうありがとうホントにありがとう)と感謝感激しつつ

(いやーこういうの慣れてないし照れくせーし勘弁して~)とも思いつつ

いや、でもまさかその日の朝に報告して終了後すぐに

こんなお祝いをして頂けるなんて想像もしてなかったもんだから。

あらあら。

え~!?

だったらだったら・・・。

 

シゲには言わない方がよかったじゃん!!

あ~~バカバカ!俺のバカ!!

 

どうやらシゲもみんなも同じ感想だったようで。

そりゃそうだよね。

ごめんねー、せっかくの面白チャンスぶっ壊してごめん~!

という顔になってたんだと思う。

皆さん苦笑いしつつも「杉山さん優しいからね」と

苦し紛れのフォローを入れてくれました。

 

いやね、後で冷静になって他の人に当てはめて考えれば、確かに。

あり得ることでした。

もしこれが自分じゃない誰かだったら、、、

うん。花束は別にしてもお祝いのセレモニーくらい考えるもんな。

 

はぁ~。自分のことになるとまったく頭が回らないもんなんですね。

せっかく皆さんが用意してくれたオチを台無しにしてしまいました。

齢四十五、・・・まだまだです。

反省!「次こそ、がんばります!!」

 

あ、、、

次があっちゃマズイか。。。

 

(杉山)