次回はいよいよお待ちかね！（？）

2014年03月21日（金）

3月21日（金）祝日。

音尾琢真さん、38歳の誕生日おめでとうございます！

そうか、今日は「琢真の日」だから、祝日か。めでたい。

昔、僕が子供の頃は春分の日とか言ったけど、今では琢真の日。

琢真の日のおかげで世間様は花の3連休！おめでたい。

そうかそうか、ということはあの方の誕生日は毎年決まって休日。

つまり友達から誕生日プレゼントやケーキをもらい損ねる確率の高い、

かわいそうなタイプのお魚なのか。お気の毒に。

「たぶんサケ目」「オトオ科」の音尾琢真さん、

人間世界で言うところの38歳、本当におめでとうございます。

 

さて、昨日の放送やトップページの予告をご覧頂いた方はもうお分かりと思いますが、

来週からはいよいよ皆様お待ちかね！（？）のあのシリーズが、

「祝！約500回記念」と題してスタートします。

「約」500回・・・。相変わらずハナタレらしいアバウトな感じですが（笑）

行き先はもちろん！あの、みんなが大好きな「南の楽園」。

番組の作り方的に、具体的な地名を明記できないのですが

（・・・って、色んなことがアバウトなくせにヘンなとこだけ細かいのね）

果たしてどんな珍道中になるのか・・・乞うご期待！

 

気づけば3月も残り10日ほど。

早いですね、今年の4分の1が終わってしまいます。

でも、感じる時の早さは住む場所、人によって大きく違うことを

改めて思い知らされるのもこの3月です。

大震災から3年。11日の前後にはテレビでも各局被災地の現状をリポートし、

様々な特集企画が放送されていました。

変わったこと、変わらないもの。力強さと、裏腹な厳しい現実。

圧倒的に「何も進んでいない、終わっていない」姿。

正直、今も直視するのがつらい現実が、そこにはあります。

でも、大きな被害も受けていない自分ができる、せめてものこと、

それが「忘れない」ということだとしたら、見ない訳にはいかない。

心の痛みをこらえ、勇気を出して、なるべく多くの番組を見るように心がけました。

大きく傷つきながらも前を向いてようやく一歩を踏み出した家族のお話。

まだ何一つ変わっていないと呟きながらも日々を送る仮設住宅の老婦人の姿。

再び海へと出ていく漁師さんの心意気。

子供たちからの健気なビデオメッセージ。

何度しめつけられそうになったか、何度涙がにじんだか分かりません。

ただただ、一日も早く、一人でも多くの笑顔が戻りますようにと祈りながら。

3月に限ったことではなく、これからも一日に一度は

「今日、自分に何ができるか」「明日、何ができるか」を考えながら、

無力な自分と闘いながら、生きていきたいと思います。

 

明日22日は、久しぶりにメンバー5人が揃うハナタレロケ。

内容は言えませんが今回はけっこう大がかりなロケになりそうです。

企画会議で僕が何気なく出したわずか1～2行の企画書を、

ディレクターがこれでもか！と大きく大きく広げちゃっています。

台本にして20ページ！...だいじょぶかこれ？

いま、スタッフルームの片隅ではディレクターとAD陣が

小さな脳みそを絞り合って何かを企み、徹夜で準備に走り回っています。

放送になるのは、札幌でもようやく雪が溶ける5月頃でしょうか。

楽しみに、でも期待はし過ぎずお待ち下さい。

無力な僕らではありますけど、

奇跡のユニット・ナックス兄さんたちの底知れぬパワーをもらって

せめて、お茶の間に「束の間」の休息とささやかな笑いを届けるために。

僕らにできることを探して。手を抜かず、全力で、今日を過ごしたいと思います。

 

（杉山）