2012年11月19日（月）

企画してから二年がかりで進めてきたドラマ「幸せハッピー」がついに完成しました。そしてね、それがとても好いドラマとして完成したので、ぼくは今、長い旅路を振り返るように、誰よりもホッとしています。なんだかとてもとても満足しているのです。脚本家青木豪は今ロンドンの空の下です。来年の秋まで帰って来ません。見せたかったなぁと思います。青木豪が書く物語を眺めることは、この世間の片隅を歩きながらも、今という時代を覗き見るような。そんなことであるように感じる時がよくあります。青木豪の書くフィクションの世界と、ぼくらが生きるこの日本社会という世界とが、なぜか地続きに思えてしまう瞬間があるという、その一点に、このドラマに関わってくれたスタッフは全員、集中して突っ込んで行ってくれたと思うのです。そう思います。取り敢えず、下に立ち並ぶこの仕上げメンバーだけで「幸せハッピー」が成功したことを見届けました。この仕上げメンバーが最終整理をしてくれ、このドラマを間違いのないものにしてくれたのです。幸せハッピーに関係したみなさん、本当にご苦労までした。幸せハッピーはいよいよ世の中へ出ていきます！暗くもあり明るくもある幸せの色を纏って。