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雪の結晶~ミクロの世界の美しさ



空から舞い降りる白い雪。わずか数ミリの雪は、天然のクリスタル。

雪の結晶には2つと同じ形はありません。

ミクロの結晶世界にも大自然の精緻な造形美が潜んでいます。

結晶は、その昔六花(むつのはな)と呼ばれ、六角対称が基本の形です。



   
◆樹枝状結晶◆

雪の結晶が千差万別なのは、結晶が成長するときの気温や水蒸気の量など、気象条件のわずかな変化により結晶の形が大きく変わります。


   
◆砲弾型結晶◆

また、同時に降り落ちる結晶でも雲の中では、ひとつひとつ異なる経路をたどって落下するので、成長の条件も異なり、同じ結晶は2つと存在しません。


   
◆幅広六花◆

これまで挙げた結晶は、対称が整い美しいものばかり。エリート中のエリート。


   
◆不揃い結晶◆

実際は不揃いや欠けたものがほとんどです。番組の中で、ミクロの世界の美しさを堪能してください。




[撮影] 北大・古川 義純



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