now onair

NEXT

今日より素敵な明日にする

清水のお絵かき天気

イチオシ!モーニング >清水のお絵かき天気

2011年7月21日(木)

突然の高波!

110721a.jpg
きょうは、土用の丑の日ですね。
札幌や旭川、帯広などでは、
ウナギをたべて、暑さ対策が必要です!
 
晴れるわりに気温は低めですが、
強い陽射しがジリジリして、暑く感じそうです。
 
それくらい暑いと、海が恋しいですよね。
でも、海では...
 
 
110721b.jpg
 
どんな波かというと...
 
110721c.jpg
 
土用波です。
きいたことありますか?
「土用」は、きのう、お話しましたよね。
今頃によくみられる波なので「土用波」です。
 
これは、
陸地からとても離れている台風から伝わってくる波のこと。
1000キロ以上も、海を伝わってきます。
 
この「土用波」の特徴は...
 
110721d.jpg
 
風が弱いときでも波が高いということ。
通常、風と波はセットのイメージですが、
この場合は、
波の原因である台風が、
遠くにあるために、
いまいる場所の風の強さとは関係ありません。
ほかの原因で風が強いこともありますが、
風が弱いこともあります。
 
風が弱くても、天気が崩れていなくても、油断できません。
 
さらに「土用波」は一定の周期でやってくる普通の波とは違い
いろんな波が重なっているので、
突然、高い波が襲ってくることもあります。
波が重なる、とは、
波が、肩車しているようなイメージです。
 
そして、
この時期の太平洋側は、霧のかかることが多く
視界が悪い時は海の見通しが利かないので
よけい注意が必要です。
「ご~っ」といった普段とは違う海鳴りがする時などは
土用波の危険性がありますので、
むやみに海に近づかないほうがいいでしょう。
 
 
こんな土用波要注意!の日は、少なくても今週末までは続く見込みです。
というのも、
 
 
110721e.jpg 
 
いま、関東の南へ離れている台風6号が、
今週末にかけて、道東沖を北上するためです。
陸地の天気、強い風や雨に影響が出ることはありませんが、
太平洋側の海岸付近で仕事をする人や、
海のレジャーを楽しむ人は、
非常に危険な状態であることを考慮して行動して下さい。
 
 
 

2011年7月20日(水)

土用で占い?

110720a.jpg
 
大通ビッセ前は、
ギラギラの陽射しが照りつけて、
肌がジリジリと焦がされるような朝でしたが、
でも東部のほうは冴えない天気になっています。
10時前なので、道東の海沿いでは10度程度しかありません。
 
なんと不公平な!
 
きょうの道東&オホーツクは肌寒さが続きますので、
上着を羽織ってでかけましょう!
 
そして、昼間はギラギラの陽射しが照りつける所でも
 
110720f.jpg
 
夕方、日が傾いてくるとともに寒くなってきますので、
長袖やはおるものの準備があると良さそうです。
 
さて、そんなきょう、7月20日は
 
110720b.jpg
 
土用の入りです。
「土用の丑の日」の「土用」です。
 
「土用」って知っていますか?
 
110720c.jpg
 
始まりは、昔の中国。
万物は「木火土金水」で説明がつく、
という考え方があります。
 
季節もこれに当てはめようと、
ご覧ように「春は木、夏は火...」
としていったんですが、
「土」があまってしまいました。
 
そこで、
 
110720d.jpg
 
それぞれの季節の
最後の18日間(19日間)をあつめて、
「土用」としました。
 
ですから、土用は、
きょうから始まる夏の土用だけでなく、
それぞれの季節にあるものなのです。
 
ところで...
こんな言い伝えを見つけました。
 
 
110720e.jpg
 
夏の土用の三日目を「土用三郎」というらしいのですが、
(ちなみに土用の入りは「土用太郎」で二日目は「土用次郎」)
この日に
雨が降ると、その年は「凶作」
逆に
晴れると、その年は「豊作」
になるといわれているそうです。
 
今年の「土用三郎」は7月22日で
今のところの見通しは「くもり時々晴れ」。
そんなわけで、豊作が期待できるのではないでしょうか。
 
 
 
 
 

2011年7月19日(火)

台風の進路がへんです!

アジサイ街道!
と、呼びたくなるほどにアジサイが咲き誇っている歩道に出会いました。
 
 
 
110719a.JPG
 
通りがかりの子供たちも、おもわず駆け寄ってしまうほどの鮮やかさです。
今がいちばんの見頃でしょうかね。
 
この夏の北海道は、ぐずつく日が続いていて、
雨の似合うアジサイも、鮮やかなように見えます。しかし!
 
 
きょうは
 
110719b.jpg
 
です!
 
きのうまでの曇天、雨天とは一転して、
スカッと晴れてくれそうです。
 
しかし、南からは台風6号が近づいています。
 
「また雨???」
 
そこで、きょうのお絵かき天気は...
 
110719c.jpg
 
というお話です。
 
台風の進路、というと、どんなコースを想像しますか?
 
 
110719d.jpg
 
こんなイメージをもっている人が多いのではないでしょうか?
 
南の海上を北上してきた台風は、
日本に上陸する頃には、東よりに向きをかえて、
上陸するとスピードをあげて、北日本へ向かう...。
 
これは、
日本付近の上空を偏西風という強い西よりの風が吹いているためです。
台風は、この偏西風に身を任せ、
北上とともに、
東よりの向きをかえて、
加速します!
 
ところが、今、日本に近づいている台風6号は...
 
 
110719h.jpg
 
こんな予想なんです。
 
こんや四国付近に上陸したあとは、
交差点を右折するように、急激に東に向きをかえ、
関東の南の海上へ離れる見込みです。
そのあとは東に進んで、
日本から離れていくとともに、
北よりに向きをかえます。
(※予想は放送時のものです。最新の台風情報をご確認ください)
 
なんで、こんなへんな動きになるのでしょうか...。
それは...
 
 
110719e.jpg
 
偏西風が非常に弱いこと。
さらに、北日本付近には北東の風が吹きやすくなってきているということです。
これは、東に進む台風にとっては逆風ですね。
したがって、台風のスピードは、加速するどころか、とてもゆっくりに。
 
本州では激しい雨が長引く恐れがあります。
あす朝までのまる一日でなんと800ミリの雨が予想されています。
これは、北海道の一年間に降る雨とほぼ同じくらい。
災害には厳重な警戒が必要です。
 
というわけで、
北海道で雨や風が強まる心配はほとんどありませんが...
 
 
110719f.jpg
 
冷たい風の影響を受けて、
これまでに比べるとひんやりする機会が増えてきそうです。
 
陽射しが強くて、昼間ギラギラ暑くても
朝晩は肌寒いこともありますので、
羽織るものがあったほうがよさそうです。
 
気象台は、さきほど(昼前に)、
20日~23日に
日本海側北部、オホーツク海側、太平洋側東部で
気温が低くなります!
 
という注意情報を発表しました。
風邪ひかないようにしてください。
 
 
 
 
 
 

前の3件 137  138  139  140  141  142  143  144