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清水のお絵かき天気

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2012年8月29日(水)

寝苦しい夜、今季最悪!

けさの大通ビッセ前、風に救われました!
気温は午前6時から24度!
湿気も多くて、
肌にまとわりつくような空気でしたが、
風が強く吹いていたおかげで、
比較的すごしやく感じました。
 
昼間も、
その風のおかげで...
 
120829a.JPG
 
きのうまでの猛烈な暑さからは少しだけ解放されそうです。
 
札幌の予想最高気温は28度。
この時期としては、
決して涼しいとはいえない気温ですが、
風のおかげで、なんとか過ごせそうです。
 
とくに...
 
120829b.JPG
 
南よりの風が
海からの風になる太平洋側の沿岸部では
きのうより5度前後気温が低くなる見込みです。
陽射しもほとんどなさそうなので、
過ごしやすく感じられそうです。
 
でも、この南よりの風が
「山ごえの風」になる内陸やオホーツク海側、
そして、道北の日本海側などでは
きのうより暑くなる可能性があります!
 
いわゆる「フェーン現象」です。
きのうは、紋別や網走では
昼間でも気温が20度を割り込む位でしたが、
きょうはまた暑くなりそうです。
 
そしてこの暑さ、
きょうよりもあすのほうがひどくなりそうです。
 
というのも...
 
 
120829c.JPG
 
2つの台風の影響です。
15号はきのう朝鮮半島のつけねに上陸しました。
あすまでには温帯低気圧にかわる見込みです。
そして、15号のあとを追うように14号が北上しています。
 
このように、
台風(や台風から変わった低気圧)が日本の北にある時は
台風が熱帯の空気を日本列島に引っ張り込むために
全国的に猛暑になる傾向があります。
 
あすは全道的に、気温は
おおざっぱにみて
5度前後高くなる可能性があります。
とくにオホーツク海側や内陸では
猛暑日続出の恐れも。
 
昼間だけでなく、夜もたいへんです。
こんやからあす朝にかけての最低気温は
札幌、函館、留萌などで25度。
 
熱帯夜になる恐れがあります!
 
ちかごろ、
寝苦しい夜が多くなっていますが、
こんや、そしてあすの夜は
最悪の寝苦しい夜になりそうです。
 
扇風機、冷え冷えグッズなど
暑さ対策になりそうなものを総動員して
この困難に立ち向かいましょう。
 
 

2012年8月27日(月)

まだまだ真夏!

暑さがおさまりませんねぇ~。
 
午前9時半までの最高気温は
帯広で29.7度。
4日ぶりの真夏日目前です!
北斗市でも29度まで上がっています。
 
このあとも...
 
写真2.JPG
 
真夏の暑さが続きます。
湿気が多くて、
じっとしていても汗が噴き出してくるかも。
 
写真4.JPG
 
家の中では空気がこもって、
外よりも暑くなる恐れがありますので、
外にでなくても、
風通しをよくして、
しっかりと水分補給して、
熱中症予防をしてください。
 
さて、この暑さ。
先週もお伝えしましたが、
いま日本付近にある台風に関係があります。
 
120817a.JPG
 
ゆうべ、
沖縄本島付近を通過した台風15号。
いまは東シナ海を北上しています。
 
もうひとつ、
南シナ海にある台風14号、
これが15号のあとをなぞるように
進んでくる見込みです。
 
このように、日本の近海で台風が発達している時は
すぐちかくに
猛烈な暑さをもたらす「熱帯の空気」が勢力を広げる傾向があります。
熱帯の空気とは、「太平洋高気圧」のこと。
日本にムシムシした夏をもたらす熱帯の空気のかたまりです。
 
台風が発達するほど
そして近づくほど、
周辺では暑さが厳しくなります。
 
台風と太平洋高気圧は
たがいにライバル関係のように
足並みをそろえながら強くなる傾向があります。
 
台風15号直撃の直前、
沖縄気象台は
「沖縄気象台(那覇市)で観測したこれまでの最大瞬間風速の一位の記録は、73.6メートル(1956年9月8日 台風第12号)で、これに匹敵する記録的な暴風が吹く見込みです。」
と、警戒を呼び掛けていました。
 
つまり、頻繁に台風の脅威にさらされている沖縄において、
今回の台風15号で
観測史上最強の風が吹く恐れがあるとみていわけです。
 
それほど台風が発達していたわけですね。
これに負けじと、
太平洋高気圧がいま、
勢力を強めてきています。
 
というわけで、今週の北海道は...
 
 
120817b.JPG
 
まだまだ暑くなります!
 
今週、北海道で
雨や風が強まる可能性は低いですが、
季節はずれ、ともいえる猛烈な暑さが
続く見込みです。
 
がんばってのりきりましょう!
 

2012年8月24日(金)

夏一段落して、秋は?

けさも放送中に雨になりました。
きのうのような土砂降りではありませんでしたが。
 
そして、
なんといっても、
過ごしやすくなります。
 
半袖でずっと外にいるとちょっとひんやりするくらい。
今週前半の蒸し暑さは、
きのうの雨で
すっかり洗い流された感じです。
 
そんな夏の終わりを感じながら、
今年の真夏日の数を数えてみました。
 
こちら。
 
120824b.JPG
 
道内では気象台の観測点が173か所あるのですが、
すべての観測点の
「真夏日ののべの日数」を
10日ごとにまとめたのが、上のグラフです。
 
おおざっぱにみると、
それぞれの月の下旬に
暑さのピークがやってきていることがわかります。
 
ひとつめのピークは
道内で最初に真夏日を迎えた6月26日を含む6月下旬。
ふたつめのピークは7月下旬。
札幌では7月としては15年ぶりに真夏日が6日続きました。
そして今週、8月下旬です。
22日には、女満別で道内で今季初の猛暑日を記録しました。
 
本来いちばん気温が高くなるのは8月上旬頃なのですが、
今年の8月上旬は、
真夏日になったのは5地点で、
それぞれ1回だけ。
 
この時期に海やプールなど
夏のレジャーを予定していた人にとっては、
ちょっとさみしい結果でした。
 
では、これから先...
秋はどうなりそうなのか???
 
120824c.JPG
 
 
9月は比較的暖かい日が多くなりそうです。
紅葉は少し遅れるかもしれません。
 
一転して10月は、
気温は平年よりも低くなる確率が高くなっています。
例年、
下旬には初雪が降りますが、
今年の初雪は少し早いかもしれません。
でも、それに続く11月、
気温は平年並みで経過していきそうなので、
根雪の時期は極端に早くなることはなさそうです。
 
と、いった冬の話をすると、
夏がさっていくのがおしくなる気もしますが、
 
きょうは、すでに夏の名残は感じられないとおもいます。
 
120824a.JPG
 
午前中を中心に
札幌など道央付近や
旭川など内陸では
雨の降る所がある見込みで、
陽射しはほんのわずかだけ。
外出には折りたたみ傘があると安心です。
 
 

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