楽屋裏話

2010年01月15日（金）

1月15日（金）

古い時代の人間なので、どうしてもこの日付で

「あ、成人式か・・・」と思ってしまう杉山です。

もうとっくに終わってましたね。

 

さて、先週のロケの合間の楽屋でのこと。

ちょっとした休憩時間がありまして、

メンバー、スタッフとも思い思いに

束の間のんびり過ごしておりました。

 

畳のある小さめの部屋で寝ている人（音尾）、

廊下でマネージャーと談笑している人（森崎）、

喫煙スペースで黙々とタバコを吸ってる人（安田）、

そして、通称「小松部屋」と呼ばれている

衣装関係が保管してある一番広い楽屋で

お菓子などをつまみながらくつろいでいたのが

大泉さんと戸次さんの二人。

そこには、部屋の主である小松さんと僕もいました。

 

モチモチのロールケーキなんかを食べながら

「最近のコンビニのお菓子は美味しいね」なんつって。

「２４」のシーズン７をどこまで見たか？

なんていう他愛のない話で盛り上がりながら。

 

そんな中、僕と小松さんはちょこっとタバコを吸いに部屋を離れました。

その間、10分弱でしょうか。

 

一服を終え楽屋の前に戻ると、戸次さんがその向かいの

畳のある（音尾君が寝ている） 小さめの部屋に移っていました。

 

どうしたのかな？と思いつつも、特に何の疑問も持たず

元いた楽屋に入ろうとした瞬間。

 

この時、先頭は小松さん、続いて僕の順番でした。

 

小松さんが部屋に入るや否や、

声ともいえない嗚咽にも似た絶叫が響きました。

小松さんの。

 

「おぅぅうぇぎゃぅあわ～～～っ！！」みたいな。

 

と、間一髪部屋にまだ足を踏み入れていなかった僕を押しのけ、

手で口を押さえて全速力で走り去る小松さん。

「おえ～～～っ！！！ゲホッゲホッゲボッ～」

廊下の端で、今にも吐く勢い。

 

あ。やったな。

と思って向かいの部屋の戸次さんを見たら、

こちらもかなりお怒りの様子で

「もうね。人間が出す匂いじゃないから！

ひどいから！！寒いけど楽屋の窓全部開けて！！！」

  

そう。

先生、ひとひねり「屁」をかましましたね。

それも超ド級のスゴイやつを。 

 

しばらく嘔吐気味に咳き込んでいた小松おやびんの目は、涙目。

「いや、こんなクサイおなら久々だよ、、、人生初かも」

完全に泣いています。相当だったようです。

 

でも当の本人はどこ吹く風。

時々こっちを向いてクスッと笑い

むしゃむしゃとコンビニのお菓子をほおばりながら

テレビを見ています。

 

お前が出てけっつーの！！

 

でももう臭いの充満してしまった部屋には入れません。

しばーらく廊下で待たされ、そろそろかな？と恐る恐る部屋へ。

くんくんと小さく小さく鼻をきかせながら。

「あ、大丈夫だ、大丈夫だ」

「あ、でもほんのちょっと名残が・・・」なんて言いながら。

 

ちなみに「魔の瞬間」に部屋にいたのは戸次さんと大泉さん、

そしてＣＵＥマネージャーの3人だけ。

戸次さんによると、

突然先生が「君たち、この部屋出たほうがいいかもよ」と

つぶやいたんだそうです。

しかし時既に遅し。

その2秒後には猛毒ガスが口から鼻から耳から身体中に入り込み、

一瞬にして全身を侵されてしまったそうです。

 

5人の中で屁と言えば第一人者は安田さんですが、

僕の記憶では、時々かます大泉さんの「一発」は

それはそれは超ド級の特大ホームランであることが多い。

 

なんでしょうね。

なんで我慢しないんでしょうね（笑）。

つーか、なんで出る前に自分から部屋を出ないんでしょうね。

カメラも回ってないのに・・・。

 

ちょっと落ち着きを取り戻した後、念のために聞いてみました。

 

「ＮＨＫの龍馬の楽屋でも、こんなふうに気の向くままぶちかましてるのかい？」

 

「いや、さすがにできないね。」

 

「・・・・・・・・。できないんだ？」

 

「できるわけないでしょ、、、んな仕事場で。」

 

「あ、そうなんだ・・・・・・・・・・。」

 

出来ないんだそうですよ。ＮＨＫさんでは。

「仕事場」では。

出そうになったらトイレに行くか、我慢するんですって。

 

 

ＨＴＢは実家かよ！！！（笑）

 

 

では皆さま、よい週末を。

また来週～！

（杉山）