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清水のお絵かき天気

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2011年7月4日(月)

7月の名誉挽回なるか?

7月に入りました。
週末は、晴れた所が多くなりましたが、
きょうは、本格的な土砂降りです。
 
放送中に
用意した絵もベチョベチョになってしまいました。
 
雨で、ベチョベチョになってしまった絵は、これ。
 
110704a.jpg
 
7月の名誉挽回なるか?
 
なんのことかといえば...
 
110704b.jpg
 
これ。
札幌の日照時間のデータです。
平年(過去の平均)は、約176時間。
一日平均で5~6時間といったところ。
 
ところが、去年とおととしは、その半分にもいきませんでした。
一日平均で、2時間半程度しかありませんでした。
 
北海道の6月といえば、
日差しに恵まれ、観光シーズンなのですが、
一日に2時間半程度の日差しは、少なすぎますね。
 
去年は、7月としては観測史上もっとも少なくて、
おととしは、3番目に少ない記録です。
 
7月のお日様、名誉もなにもあったもんじゃありませんね。
 
今年は、頑張ってもらいたいところですが、
先週末に発表になった1か月予報によると、
ほぼ平年並みの日照は期待しても良さそうです。
 
お日様を満喫しましょう!
 
 
 

2011年7月1日(金)

夏山シーズンです!

きょうは、日本一の山・富士山の山開きです。
 
北海道の大雪や十勝連峰では先月に山開きを終えていて、
今週末、出かけようと考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
けさ放送した「すく~ぷ」も、山ガールの特集でした。
この夏、山デビューする人のために、こんな絵を描きました。
 
110701b.jpg
 
山登りは、時間帯や場所によって、
「体感の差」が大きいですよ~、という話です。
 
登り始める朝、
はじめは森の中からスタートすることが多いと思いますが、
朝の森はひんやりしていて、気持ちいいんですよね。
マイナスイオンがいっぱい。
霧がかかっていたら、肌寒いくらいですが、
このヒンヤリ感がたまりません。
 
 
でも...
 
110701c.jpg
 
森を抜けて、高い所まで行くと
高い木が少なくなって、
直射日光がギラギラと照りつけます。
体も温まって長袖がじゃまになるくらい、
汗がふき出てきそうです。
 
そして...
 
 
110701d.jpg
 
頂上では、逆に寒いくらいになります。
とくに、木などのさえぎるものがない頂上は、
風の通り道になっていることが多く、
晴れていても、またたく間に体温が奪われていきます。
晴れていても、
頂上付近はわた雲がかかりやすく、
日が陰ることも少なくありません。
汗でウエアが濡れていれば、とくに寒く感じます。
 
 
一般に、標高1000m登ると5度以上気温が下がり、
2000mでは、標高0mに比べると
10度~15度くらいも気温が低くなります。
 
これに加えて10m前後の風が吹いていれば、
1000m~2000mの山では
0mの下界に比べると、
10度~20度も体感温度が低くなります。
 
下界は夏日でも、
頂上の体感温度はひとケタで、
温かい飲み物が欲しくなるくらいです。
 
そして、いよいよ下山ですが、
ここでも難関が...。
 
110701e.jpg
 
午後の森、とくに晴れている時は、
暑さが充満しています。
長い時間歩き続けてきて、体の水分も不足気味。
ここへきて、バテるケースも少なくありません。
 
ここまで、飲料水をもたせましょう。
 
このように、大きな体感の差に備えるためにも、
薄いウエアを何枚か重ね合わせて、
こまめに脱ぎ着するといいと思います。
 
 

2011年6月30日(木)

熱中症に注意!

きょうは...
110630a.jpg
 
...するはずだったんですが...。
 
確かに雲は増えていますが、なんだかムシムシ度がアップした感じです。
 
先日、お伝えしたように、九州南部で梅雨明けして、
ムシムシ、ジメジメした空気は
北海道に広がってきてしまったようです。
 
そこで...
 
110630b.jpg
 
熱中症には注意が必要です。
 
札幌では、きのう、今年初めて真夏日になり、
大量の汗をかいたり...
めまいがしたり...
足などの筋肉がつったりした人、
いませんでしたか?
 
こられは、熱中症の疑いがあります。
これらは、まだまだ比較的軽い症状で、
涼しい所でやすんだり、
濡れたタオルなどで体を冷やすことで、
元気を取り戻すことができますが...
 
110630c.jpg
 
頭痛やはき気、記憶障害などになると、
病院にいって治療してもらわなければなりません。
こうならないためにも...
 
110630d.jpg
 
大切なことは、まず
「直射日光をさける」ことです。
強い日差しをもろに浴びると、
気温よりも、もっともっと厳しい暑さに、体をさらすことになります。
 
日傘や帽子を利用し、街路樹の下など日陰を歩くようにしましょう!
日に当たらなければいいかといえば、そうではなくて、
家の中でも熱中症になることがあります。
 
部屋の中に熱がこもってしまうと危険なので、
窓をあけたり、扇風機をまわしたりして、
通気性をよくしましょう!
 
着る物も、通気性がよくて、速乾性の下着などで快適に過ごせそうです。
 
汗をかいたら、水やスポーツドリンクで水分補給を心がけることも大切です。
 
暑さになれない時期が、
とくに熱中症になりやすいともいわれていますので、
今の時期は、とくに気をつけて下さい!
 
 

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