now onair

NEXT

今日より素敵な明日にする

清水のお絵かき天気

イチオシ!モーニング >清水のお絵かき天気

2011年6月24日(金)

110624a.jpg
 
って、けさの放送でお伝えしましたが、
ポカポカが戻らないどころか、
雨がなかなかやんでくれません。
札幌では今(午前10時前)も霧雨が降っています。
 
さて、今月も残すところ、一週間。
これだけ天気がぐずつくと、気になりますよね。
 
110624c.jpg
 
あすは、小樽や石狩で海開きも予定されていますし、
早く暑くなって!
と、願っている人も多いのではないでしょうか。
 
きのう、3か月予報(7~9月)が発表になったので、
それをもとに絵を描きました。
 
まず、7月~8月。
 
110624d.jpg
 
気温は平年並に経過しそうです。
去年ほどの猛暑の心配はなさそうです。
 
ただ、 「平年並」といっても、
暑い時期もあれば、涼しい時期もあれば、
雨が続いたり、逆にカンカン照りが続いたり。
天気には、けっこう「波」があります。
そんな「波」を私なりに予想してみました。
 
ごらんのように、東部の地方は
夏の期間に、寒い時期がやってきそうです。
 
ここ数日も、
暑いと思っていたら急に寒くなって、
気温の変動が大きくなっていますが、
イメージとしては、こんな感じです。
大きな気温の変動が何度かある見込みです。
 
一方、内陸や日本海側は、
どちらかというと「暑い!」
という印象の夏になると思います。
 
カンカン照りの日はたっぷりありそうなんですが、
一転、雨が主役に躍り出る時期がありそうです。
 
 
110624e.jpg
 
7月の雨は
どちらかというと長雨タイプの雨。
「今年もえぞ梅雨かしら...」
と、ちょっと憂鬱と感じるかも。
気象台も、
7月の雨量は「平年並か平年より多い」
と、みています。
 
一方、8月の雨は
晴れていたと思ったら、急にやってくる激しい雷雨。
アウトドアでは要注意の雨、そして雷です。
 
おおざっぱにいうと、
こんな傾向になるのではないかと思います。 
 
ちなみに9月。
 
 
110624f.jpg
 
気温は平年並か平年より高めで、
長い残暑になりそうです。
紅葉は、ちょっと遅れるかもしれませんね。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年6月23日(木)

今月はパワー全開です!

きのうから一転して、けさの札幌大通は、肌寒い朝でした。
きのうは、薄いシャツ一枚でしたが、
けさはシャツの上にカーディガンを着て、
さらにもう一枚、上着が欲しいくらいでした。
 
 
110623e.jpg
 
きょうは、昼間もきのうほど気温が上がらず、
道東やオホーツクは寒いくらいです。
体をこわさないように、気をつけてください!
 
こんなジェットコースター的な気温の変動にもめげず...
 
 
110623a.jpg
 
今月、パワー全開で、大暴れしているものがあります。
 
もちろん、天気に関係あるものです。
 
それは...
 
110623b.jpg
 
霧です。
 
札幌の市街地にいると
霧のイメージはあまりないかもしれませんが...
 
 
110623c.jpg
 
これは、
今月に入ってからきのうのまでの霧のかかった日数です。
 
札幌と旭川ではゼロですが、
釧路は19日(なんと霧の出なかった日は3日だけ)、
帯広は11日、網走は9日で
ともに2日に1回は、霧が出ている計算です。
 
この絵だと小さくてみえませんが、
カッコの中の黄色い数字は
6月ひとつきの霧の日数の過去の平均(平年)です。
 
釧路...16.1日
帯広...7.1日
網走...5.0日
函館...2.3日
札幌...0.4日
旭川...0.5日
 
が、過去の平均。
なんと、まだ6月は一週間以上残っていますが、
すでに、釧路や帯広、函館、網走などは
平年を上回っています。
 
多いですねぇ。
 
札幌にあるHTB本社から
リアルタイムで、
各地の様子をみることができるのですが、 
毎日、夜明け前から、夜明け直後にかけて
連日、霧がかかっています。
 
この原因は...
 
 
110623d.jpg 
 
南からふきつける湿った南よりの風です。
これが太平洋側の地方の海沿いを中心に
霧を発生させています。
 
オホーツク海側では、
東よりの風が霧を発生させています。
 
きょうも東風や南風が吹いていて、
濃霧注意報の出ている所が多くなっています。
車を運転する人は、気をつけましょう!
 

2011年6月22日(水)

夏至です!でも...

110622b.JPG
 
ごろ寝。いいですねぇ~。
 
きのうのように暑いと、
家に帰るより、日陰をみつけて横になるのがいちばん!
家で扇風機まわすより、
どこかの店で冷たいもの飲むより、
文句なく安あがり。
 
草の適度な湿り気が気持ちいい。
虫が肌を這う感触まで、心地いい?
 
110622a.JPG
 
まぶたを通し感じるこもれ日は
夢を見ているような感覚にさせてくれます。
いま、いちばん幸せな時間です。
 
でも...
 
110622c.jpg
 
きょうは、きのうに比べると気温はひかえめですが、
ムシムシとしたいや~な感じの暑さになりそう。
 
こんなときこそ、汗をかきやすくなりますので、
体を動かして頑張る人は、水分補給をお忘れなく。
 
さらに...
 
110622d.jpg
 
気温が低いと、
乗りものやラーメン屋さんの冷房や空調が
ひかえめだったりすることもありますので、
汗ふきはお忘れなく。
いつでも広げられる扇子が役に立ちそうです。
 
さて、きょうは夏至。
一年のうちで昼の長さがいちばん長くなる日ですが、
 
なぜ...
 
110622e.jpg
 
いちばん暑い時期ではないのでしょうか?
 
この時期に、夏至の話をすると、
いろんな人にきかれます。
 
暑さのピークは、ご存知のとおり、
7月下旬から8月上旬ころで、
昼の長さのピークとは
ひと月からひと月半ほど離れています。
 
この原因は...
 
 
110622f.jpg
 
海なんです。
 
海は...、というより
水は、温まりにくく、さめにくいという特徴があります。
 日差しが強くなっても、すぐに海の温度は上がってくれません。
 
水をたっぷり入れたやかんを
すぐに火力「強」のコンロにかけても
温まるのに時間がかかりますよね。
 
そこそこ温まってからなら、
火力を「中」とか「弱」にしても
温度は上昇を続けます。
というと、イメージしやすいのではないでしょうか。
 
そんな水をたっぷりと満たした海が、
地球の表面の7割を覆っているため、
気温はこの海(水)の影響をうけて、
暑さのピークは
海の温度のピークの時期に近くなります。
 
では、海の温度のピークはいつ頃なの?
 
これは、海の温度です。 
 
110622g.jpg
 
いちばん高くなるのは、8月の終わりころです。
夏至のころは、温度上昇中の真っただ中で、
なんと11月の「立冬」のころと同じくらいの冷たさなんです。
 
海の近くの町や国はもちろんですが、
普段はほとんど海を意識せずに暮らしている人も
すべてが、海の影響を受けながら暮らしているというわけです。
 
今週末には、海開きもある、ということですが、
長い時間、海につかるには、
まだまだ厳しい時期です。
 
気をつけて、夏を楽しんで下さい!
 
 
 

前の3件 143  144  145  146  147  148  149  150