2011年5月11日(水)
こんなにも格差が!
待ちに待った...
ギラギラの復活です。
眩しい初夏の日差しが戻ってきます!
「初夏」というのは、言い過ぎでしょうか?
でも、立夏も過ぎてますし、
もうじきすれば、初夏を告げる花・ライラックの季節です。
きょうは、日差しは初夏でも、
空気には、春先の冷たさが残ります。
外で長く過ごす人は、コートがあったほうが良さそうです。
この時期本来の本物のポカポカはあすまでおあずけです。
というわけで、洗濯も、
きょうはシャツなど薄手の物だけ。
ジーンズなどの厚手の物は、あすにまわしたほうが、
スカッと乾いてくれそうです。
お布団干しも、あすがチャンスです。
ところで、きょうの大きなテーマは「格差」です。
いろんな「格差」が社会問題になっていますが...
天気の面においても、大きな格差があります。
その格差とは...
北はブルブル、南はアチ~!
そう、気温の格差です。
きのうの正午の気温を比べると、
( ↑ )ごらんのとおり。
春先を思わせるうすら寒い北海道に対して、
東京は夏日!
静岡にいたっては、なんと真夏日です!
ソフトクリームも、またたく間にとろける暑さです。
暑さに弱い私などは、
この数字を見ただけで、クラ~っときてしまいそうですが、
この格差のわけは...
これ、前線なんです。
前線というと、イメージは「雨」ではないでしょうか。
梅雨前線とか、秋雨前線とか、
雨と関連付けられることが多いんですが、
「季節の境界線」という意味もあります。
前線の北側は寒い、南側は暑い!
まさに、きのうのように
前線を境にして大きな気温差ができます。
そして、この気温差が大きくなればなるほど
雨雲が成長して、大雨が降りやすくなります。
きのうから本州や四国、九州などあちこちで
大雨が降っています。
こんな状態が、すくなくても、今週末までは続く見込みです。
したがって、北海道付近は、
まだまだひんやりの日が多くて、
コートのお世話にならなければなりません。
一方、西日本や東日本では、
ムシムシして、大雨が降りやすい見込みです。
半袖はもちろん、水分補給も必要です。
ただし、前線は
微妙に北へ、南へ移動していますので、
本州でも、
「きょうは暑かったけど、あしたは寒い!」とか、
その逆だったり、
日ごとに大きな気温変化を示すこともあります。
たとえば、東京。
きのう(10日)の最高気温は27.2度でしたが、
きょうは15度の予想。
そして金曜日はまた25度で夏日。
こんなこともありますので、
出張や旅行で道外で出かける人は、
お出かけ先の天気予報のしっかりとチェックして下さい。
西日本や東日本では激しい雨の日もありそうなので、
防水対策もお忘れなく!