2011年12月17日(土)放送
今が旬!! 根室の真だら
北海道の旬の食材を特集する「食のチカラスペシャル」。
今回は「根室の真だら」に依田英将アナウンサーが迫ります。
根室市の東側にある歯舞漁港が今回の取材の舞台。
港にはお腹の大きな立派な真だらが陸揚げされていました。
漁場は根室沖近海。
深夜に出発してその日の昼過ぎに帰港します。
今の時期の真だらについて、美味しさや漁法を漁師さんに聞きました。
この時期は網を揚げると海水が凍るので、
網をあげたら真だらはすぐ網から外して漁槽にしまうのだそうです。
厳しい仕事環境ですね。
市場の方も、この時期の真だらを「身が締まっておいしい」と絶賛。
水産物加工場では、照明を透過させて虫を取るなど、
安全にこだわって出荷していました。
歯舞の浜のおかあさんおすすめの真だら料理を教わりました。
料理の現場には重さ4kgの立派な真だらが。
真だらの三平汁
<材料(4人前)>真だらのアラ:1尾分、真だち:250g、だいこん:1/4本、
じゃがいも:小5個、にんじん:1/2本、長ねぎ:1本、ごぼう:小1本、
だし昆布:適量、酒粕:大さじ3、酒:100cc、調味料、塩、水
<作り方>
(1)アラは軽く塩を振って、2~3時間置く(臭みが抜け、身が引き締まる)
(2)だいこんとにんじんはいちょう切り、じゃがいもは大きめの一口大に、
ごぼうは乱切りに、長ねぎはぶつ切りにそれぞれ切る
(3)昆布で水からだしを取り、だいこん、にんじん、ごぼう、じゃがいもを入れて火にかける。沸騰したら昆布を取りだす。
(4)アラを水洗いする
(5)鍋のじゃがいもが柔らかくなったら、アラ、真だち、
脂身(またはラード小さじ1杯)を入れて、中火で煮込む。
(6)煮立ったら、酒粕を溶いて混ぜ、調味料、酒を入れる
(7)真だらが煮えたら塩で味を調えて、長ねぎを入れてひと煮立ちさせる
真だらの昆布締め
<材料(4人前)> 真だらの切り身:400g 昆布:適量
<作り方>
(1)真だらの皮をそぎ取る
(2)(1)にもどした昆布を巻きつける
(3) 数時間置けば完成
真だちの天ぷら
<材料(4人前)>真だち:500g、天ぷら粉:200g、卵:1個、油・つゆ・だいこんおろし・しょうが・レモン・ミニトマト:適量
<作り方>
(1)真だちを一口大に切って、熱湯に15秒~20秒くぐらす
(2)(1)を天ぷら粉に軽くまぶす
(3)卵に水を少量加えて溶き、天ぷら粉と軽く混ぜ、(2)をくぐらせ、衣をつける
(4)180℃の油で3分ほど揚げる
※イオン道産デー
道内のイオン、マックスバリュ92店舗で12/18(日)まで開催中。
今月は「道内お魚大集合」。中でもイチオシは「根室の真だら」。
またイオンでは、新しい卵「トップバリュ道内産たまご」を発売。
道産の米や小麦、菓子パン屑などがベースの「エコフィード認証飼料」を使っています。
貧血や動脈硬化等を予防するといわれる「葉酸」が通常の卵の2倍以上含まれています。
道内のイオンで発売中。