2011年11月19日(土)放送
食のチカラスペシャル ~増毛の甘エビ~
食のチカラスペシャル。
今回は依田アナウンサーが、
甘エビ(なんばんえび)を求めて
onionちゃんとともに増毛町にやってきました。
増毛町では、海の幸が豊富に獲れる街。
エビ、たこ、ほたて、カスベなどなど。
中でも今は甘エビ(なんばんえび)がよく獲れています。
午前一時、漁協の作業場でエビは箱詰め。
まもなく船は出港するので、その直前、
しかも翌朝の入札やせりに最も近い時間を選んでの、
生きたままでの箱詰めです。
エビかご漁船主の佐藤さんに聞きました
漁を終えて夕方に帰港後、午前1時までエビは船倉の中に置いたままに。
その中の方が、水温や酸素量を調節できて、生きたままにしておけるそうなんです。
依田アナ、獲れたてを試食。ぷりっぷりな食感。でもあまり甘くなかった。実は生きているうちはあまり甘くないそうなんです。1日~2日置くと甘みが増すんだそうです。
増毛漁協女性部の皆さんに、
産地のかあさんおすすめの甘エビ(なんばんえび)料理を教わりました。
一品目は「甘エビのすり身鍋」
まずはエビの殻を取ってむき身に。簡単なむき方みたいな裏技は「無い」のだそうです。というより、意外にむきやすそうに見えました。
にんじん、ピーマン、たまねぎ、しいたけをみじん切りに
むき身、片栗粉、砂糖、塩、
とき玉子をミキサー(フードプロセッサー)でペースト状に
はくさい、長ねぎ、水菜をざく切りに
すり身をだんご状にして、前記の野菜と、
昆布・花がつおでだしを取った鍋で煮込んで完成
二品目は「甘エビの一夜漬け」
密閉容器の米こうじに熱湯をひたひたまで入れて
30分常温に置き、1~2時間冷蔵庫へ
むき身に米こうじ、塩、一味を混ぜ込み、
一晩冷蔵すれば完成。塩、一味のかわりに
キムチの素を入れればキムチ味に
「甘エビの酒蒸し」は、水・酒・塩で5分ほど茹でて完成
その酒は、増毛の酒蔵「国稀酒造」へ買いに行きました。
国稀は創業130年。
暑寒別岳のまろやかな伏流水が口当たりのいい酒を作ります
依田アナ、鬼ころしや酒粕焼酎を試飲。満面の笑顔がおいしさを物語ります。
みんなで試食のテーブルには、これも今が旬「カスベの煮つけ」も
増毛町長の石崎さんも一緒に試食、増毛のおいしさをたっぷり伺いました。
イオン道産デー「増毛・日本海フェア」
※11月19日(土)20日(日)開催
※イオン北海道、マックスバリュ北海道の92店舗で開催中です。
国稀酒造
住所:増毛町稲葉町1-17
電話:0164-53-1050
営業時間:午前9:00~午後4:30(酒蔵見学)年末年始休