2011年7月16日(土)放送
食のチカラスペシャル ~今が水揚げの最盛期!!岩内のイカ~
地産地消を応援する「食のチカラ」。
今回は、今が最盛期「岩内のイカ」にスポットを当てます。
今月上旬から本格化した岩内のスルメイカ漁。
午前5時に陸揚げされて、午前7時半にはセリが行われ、
そのあとすぐ出荷されていました。
そのまま店頭に並ぶものも多いようです。
岩内町は漁業の街。
街のイメージキャラクターもスケトウダラの「たら丸」くん。
全国のゆるキャラ選手権でも上位を取った実力派です。
そんな岩内町の浜のお母さんたちに、「イカ料理」を作って頂きました。
まず教わったのが「イカの皮のむき方」。
ごらんの順番でお試しください。実に簡単にむく事ができます。
(1)耳を下にして身を切る(軟骨の反対側の身を縦に切ります)
(2)ゲソとゴロを取る(ゲソを持ってゴロ側に向けて引っ張ります)
(3)軟骨を取る
(4)耳と身の間に爪を立てて耳をはがす(耳と身を切り離します)
(5)耳を下に向けて引き、皮をむく
(耳に続く皮を縦にはがして、後はキッチンペーパー等を使って)
(6)余分な所を取って完成(白いわたをそいで、両端の茶色い部分を切り取る)
思いのほか簡単に皮をむくことができました!
まず作ってもらったのは「イカ飯」(4人前)
材料:イカ中8杯、もち米小さじ24杯、砂糖大さじ2、しょうゆ大さじ4、
みりん大さじ1、こんぶ、水適量
(1)イカから足とげそを抜いて、身を洗う
(皮ははがさない →見た目は悪いが、皮の出汁がおいしいから、地元でははがさない)
(2)水に一晩つけておいたもち米を小さじ3杯ずつイカの身に入れる
(3)つまようじで入口をふさぎ、身をつまようじで数か所突いて味がしみやすくする
鍋の下に昆布を入れ、その上に本体を入れ、水をひたひた以下にいれて、
水から煮始めて沸騰して15分煮込む。
(4)砂糖、しょうゆ、みりんを加えて、さらに20分煮込んで、冷めるのを待って完成
「イカのごろ巻き」(4人分)
材料:イカ4杯、イカゴロ4個、大葉8枚、のり4枚
※朝獲りイカなど、イカゴロは新鮮なものをお使いください
(1)イカゴロはごく軽くい塩をふり、3日間冷蔵庫に入れておく
(2)「のり巻き」を巻く前の要領で、皮をむいたイカの上にのりを置き、
その上に大葉を置き、そこにイカゴロを置いて巻く。
(3)ラップに包んで1~2時間冷凍庫へ
(4)1センチで輪切りして完成
「イカのごろあえ」(4人分)
材料:イカ4杯、ごろ4個、みそ小さじ半分、万能ねぎ適量、酒小さじ1、七味
※朝獲りイカなど、イカゴロは新鮮なものをお使いください
(1)イカから足とゴロを抜いて、足とゴロを切り離し、
(2)足は2本ずつに切り分ける
(3)身は1センチの輪切りに
(4)足、身、ゴロを、油を少量ひいたフライパンで焼く
(ゴロの中身をフライパンの中に出しながら)
最後に酒でといた味噌を混ぜて味付け
(5)白く焼けたら皿に盛って、七味、万能ねぎを適量トッピングして完成
依田アナ、岩内のおかあさん達とおいしく頂きました
●「イオン道産デー」
7月18日(月)まで、道内のイオン・マックスバリュ各店で開催。
※"朝獲りするめいか"は、16日(土)のみ