有限会社エッグ
代表取締役社長
きくち美由紀さん（55）

「笑顔で夫を送り出して晩ごはんのことを考えるような奥さんになりたかった」と
話すきくち社長。
所属タレント3000人以上の「エッグ」を
自分の“直感”を信じ、経営している。
「大きな声ではっきりしゃべることはお金を生み出す！」
タレントの卵たちに熱血指導する彼女の原動力とは？

• おでん
• イカの刺身
• イカゴロと野菜の味噌炒め
• サラダ

3人の子供を育てながら会社を興したきくち社長。
その陰にはいつも背中を支えてくれる夫の存在がありました。

夫・菊池正紀さんは前回紹介した株式会社オズを経営する社長。
夫婦そろって会社を経営する菊池家は帰宅時間もバラバラ…。
それでもなるべく夫婦一緒に晩ごはんを食べようと
この日は先に帰宅した夫・正紀さんが料理を作って
妻の帰りを待っていました。

「子供たちも落ち着いて2人で酒を酌み交わしながら
晩ごはんを食べる時間は幸せな時間」と語る妻・美由紀さん

しかし、和やかに流れていた時間を突如正紀さんが乱します。
「このタイミングで食べてほしいという時に食卓に座らないのは
おいしいものを作っている人間としてすごく頭にくる！」
「後からできることは後回しにして食べることを一番優先してほしい！」
よほど普段から怒っていることなのか、
妻・美由紀さんの言い分を遮りつつ正紀さんがまくし立てます

料理好きが高じて調理師免許を取得するほど、
料理にこだわりを持つ正紀さん。
妻・美由紀さんも夫のこだわりを理解していました。

「怒ってもちょっと耳をふさいでいればおいしいものにありつける…。
怒りが長引かないから楽しくいられる…。
そして、夫の支えがあるから今がある」

社長夫婦の晩ごはんは妻・美由紀さんにとって
夫への感謝を再確認する時間だったのでした。