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アーティスト応援企画ブログ

バレンタイン・キャンペーン? 壁紙絶賛配信中!

2010年02月15日(月)

 おはようございます。「さっぽろ雪まつり」も大盛況のうちに終わって、HTBさんは「TOYOTA BIG AIR」態勢に突入しております。先週、このブログでアナウンスさせていただきましたが、一緒に「絵本」をつくっているくじらさんの世界を、一足早くケータイのきせかえで楽しんでもらおう思っています。開店(サービスイン)時間は、今週17日(水)午前11:00頃です。

 午前11:00頃、って何?て思われる方もいらっしゃるでしょうね。何で午前11:00ちょうどじゃないの?いろいろ準備があるんですよ。お察しくださいね。

 さらに、お気づきの方も多いと思いますが、「絵本」の一場面から切り取ったパソコン向けイラスト壁紙配信中ですよ!原画はくじらさん、壁紙制作はくまくま(こくじら?)です。バレンタイン・キャンペーンってとこですね。このサイトの左肩のあたりにいる入口を作ってあります。サイズは3タイプご用意いたしました。ウィンドウズもマックもオーケー。タイトルは「草原のRISUBOとボボ」。RISUBO(リスボー)は今回の「絵本」の主人公ですね。さて、RISUBOは、クマのボボとどうして出逢うのでしょうか?

くじらさんが、どこか記憶の底にある色彩で描く優しい物語世界を楽しんでくださいね。壁紙は増やしていくらしいから、ちょこちょこサイトを訪ねてきてくださいまし。

 僕はこの週末、「1Q84」(知り合いが、BOOK3が4月に出ると言ってましたが、ホント!?)つながりで、村上春樹さんの初期短編集「象の消滅」(アメリカで出版されたものと同じセレクションの単行本)を読みました。ハルキの世界は、どこか無国籍都市な感じがあると思いませんか。くじらさんの描く絵も、どこか無国籍。あえて表現すれば、フィンランドのテキスタイル・メーカーmarimekkoの色彩を想像します。

壁紙をダウンロードしたら、ケータイのきせかえで楽しんでくださいねっ!

先週、具合が悪そうだったうれしーは元気になっただろうか。「海は病院だ」なんて書いてましたね。あ。言ったのは、くじらさんか。でも、「あしたのための」の連載その5を書いてるくらいだから大丈夫でしょう。と、いうわけで17日(水)午前11時頃をo_n忘れなくww

しのぴー

きせかえ500に来週あたりに登場!

2010年02月12日(金)

「さっぽろ雪まつり」も終わりましたね。HTB雪の広場や、白い恋人PARK AIRに遊びにいってくれた皆さん、ありがとうございました!「雪まつり」が終わると、そろそろ春近しって気持ちが動くね。HTBさんでは、月末のビッグ・イベント「TOYOTA BIG AIR」でまた皆さんをo_n待ちしていますよ。

きょうも、うれしーがブログに書いてくれたね。う先生はちょっと体調がすぐれないんだって。きょう病院に行くっていってたから、心配しています。きょうも、ちらっとフロアに顔を出していかれましたよ。

くじらさんが1年をかけて生み出した「ペ・リスボーの旅 ダラララー」はまず絵がステキ。その絵を身近に持ってもらおうと、きせかえを始めますよ。詳しくは↓のURLをご覧あれ!

http://www.htb.co.jp/aboutkisekae/(PCサイト)

59歳から60歳になる1年間をこの本のために尽くしてくれたわけです。人生の一部をわけてくれたんですから、できるだけ多くの人たちに届けたいって思いますよ。って書いていたら、くじらさんがフロアに登場(タイミングよすぎ!)。さっそく、パソコンでなにやら創作中の"ミニーズ"にして、"店番"、くまくまと話し出しましたねー。早速、マイ愛ぽんでカシャ!



仲が良さそうだね。くじらとこくじら、みたいだね。
僕は「1Q84」を読み終わりました。最後に「BOOK2終わり」とあったので、絶対に「BOOK3」は出ると思っていますww

しのぴー

少年リスボーの勇気を聴け!

2010年02月10日(水)

絶賛連載中の「あしたのための」は、その3まで来ましたね。くじらさんの作品が見えるようにしてくれて、うれしー、本当にありがとう。くじらさんの世界を知ってもらうにはね、描いた絵を見てもらうのが一番いいよね。それをみんなで考えていかなくっちゃ。

というわけで、くじらさんに加わってもらっての打合せの始まり、始まり。



こういう打合せ風景の写真はめずらしいかもしれませんね。女子部のサガさんが、「あんまり大の大人が真剣だから、思わず撮っちゃいました」っていってましたよ。うれしーの右隣にいらしゃるのが、くじらさんこと鯨森惣七さんです。ふ先生と(かつて、寂しい男で、こころが荒んでいた!)福屋キャップもいますね。ふとう先生は、きのうONEOR8(ワンオアエイト)さんの新作「ゴールデンアワー」を観劇して、客演の根岸季衣さん(「ミエルヒ」に出演されてましたね)と朝の3時まで痛飲したそうですよ。でも、ビシッと札幌に戻ってきたわけ。

みんなでくじらさんと一緒に「絵本」をつくっていることは、もう皆さん知っていますよね。で、すごくステキなものになったので、どうしたらたくさんの人たちに届けられるか、くじらさんを中心に話しをしました。

まずはケータイのきせかえ、で楽しんでもらおう!って思っています。ふ先生いわく、「やっとカミさんに、こんなものつくってるんだって見せられる」と。どうでしょうさんのきせかえは何か恥ずかしかったみたい。おかしいね。

そのほかにも、パソコンの壁紙にしてダウンロードして楽しんでもらおう!
「絵本」がでたら、ふとう先生とくじらさんのトークライブをやって、「絵本」にふれてもらおう!
「絵本」の絵に音楽をのっけて、深夜にオンエアしちゃおう!
HTBの玄関ホールをくじらさんの絵で飾ろう!

なんていう声がでましたよ。
とちゅうでね、くじらさんが数枚の紙を恥ずかしそうに出してくれてね。手書きでびっしりと書いてあった。こころのノート、って思ったよ。

少年リスボーの勇気を聴け!っていうフレーズがズシンと僕のこころに届きました。
60歳のおじさんが描いた絵本です。ほとんど、受注生産のような「絵本」です。
マスで消費されるものにはなりたくない。だって、「絵本」だもの。



くじらさんとうれしーです。くじらさんがさりげに手に持ってるのが、例のものかしらん。アイフォン(@kohmi風に言えば、愛ポンです)のトイカメラというアプリで撮りましたよ。サービスでもう一枚どうぞ。



出来上がった(というと違うけれど、印刷所に入れるのはもうすぐだからね)「絵本」を感慨深げにながめているのは、ふ先生。右のひとがね、我らが制作部長の福屋キャップですよ。この際、覚えておいてね。キャップとくじらさんの出逢いから、一冊の「絵本」が生まれようとしているんですからね。つなぐ、つたえる。つながる、とどける。テレビのおおきな役目だと思うんだ。「星の王子さま」に出てくるキツネがいうように、「本当に大切なものは、目には見えない」かもしれないけれど、こころで聴くことはできるかもしれない。だから、くじらさんは描いたんだろう。

少年リスボーの声を聴け!って。

あしたはゆっくり休んでください、くじらさん。いよいよ、忙しくなりますから。月がふたつある世界に迷い込まないように。ではでは、長いブログを読んでくれてありがとう!

しのぴー

キャップ怒る?!

2010年02月09日(火)

 う先生が連載(?)を勝手に始めております「あしたのための」シリーズ。主人公はくじらさんのはずが、どうしても、そのくじらさんに「寂しく、心が荒んだ男」とまでいわれた福屋キャップの身の上を思うわけです。いまね、キャップは「いばらのもり」というディレクターデビューしてというか、憧れていた制作に来て初めて自分で立ち上げた番組の編集をしているんだよね。だから、忙しい。本当はふとう大先生たちと東京へ行く予定だったようなんだけど、今言ったように忙しくてね、行けなかったわけ。そういう状態だと、人間どうしても甘いものを食べたくなるでしょう。キャップはね、そうすると僕のいるフロアにやってきて、ハイチューとかキャンディを食べて、ひとしきりしゃべっていくわけ。

「キャップ。いいの?寂しくって、心が荒んだ男だってうれしーに書かれてるよ」
「あれ、ないっすよね(恕)!でも、実際厳しかったですけど。5年前くらい。でも、友達の店が家から5分のところにあるから行くわけで、荒んでBARに通っていたわけじゃないっすよ!」
「でも荒んでたんでしょ」
「荒んでましたね(また恕)。でも、うれしーから何も聞いてないっすよ」
「そうだね。このブログは書いたら、そのままのっかるからね」
「でも、うれしーに書かれると、本当は恕なんだけど、そんな気持ちにならないんですよね」
「そうそう、うれしーの文章はそういうことろがあるね」

キャップはいくつかハイチューを食べ、打合せをサクサクこなして、ビューっと風のようにまた編集室へ帰っていきましたよ。去り際にひとこと。

「なんか塩っぽいものたべてー」

はいはい。キャップ、こんどはポテチでも買い置きしておくからね。というわけで、僕がうれしーの書いたことを一生懸命薄めようとして、また書いているわけ。

しのぴー

ペ・リスボーの旅 ダラララー

2010年02月09日(火)

おはようございます。きのうはくじらさんが来て追い込みの打合せをしていきました。いま、みんなで「絵本」をつくっているんです。絵本、って響きがいいよね。絵本と聞いてどんな本を思い出しますか?サン=テグジュペリの「星の王子さま」って、世界で一番有名な絵本だそうね。読んだことありますか?名作って意外と読まれてないことが多いものですが。「星の王子さま」もその一冊ではないかと思うんです。それとサン=テグジュペリが、パイロットで、敵軍の偵察のために飛び立ったのを最後に行方不明になってしまったことを知っていますか?出版当時は第二次世界大戦っていう戦争を世界中でしていたんだよね。たしか、「星の王子さま」が遺作だったような記憶があります。

だからね、そもそも「絵本」として書いたものなんだろうかって思うんだよね。ストリーは子供向けですが、その内容はむしろ大人に向けて書かれたもののような気がするんです。実際、「星の王子さま」の前書きで、サン=テグジュペリ自身が「子どものみなさん、ゆるしてください。ぼくはこの本をひとりのおとなのひとにささげます」と書いています。「ぼくのせかいでいちばんの友だち」であるレオン・ウェルトに捧げられた本だったのです。キツネの言葉「こころで見なくっちゃ、ものごとがよく見えないってことさ。大切なことは、目にはみえないんだから」というのは、これから大人になるこどもたちへ向けたものとも解釈できますが、大人たちへの警句のようにも思えます。レオン・ウェルト君がかつてない迫害を受けたユダヤ人だったことを知れば。

大切なことは目には見えるかたちで現れたりはしない。それは、日々折り重なっていく日常の中に埋もれているささやかだけれど、大切な何かを感じ、すくいとることで、発見しなければなりません。発見することは大切なことだよ。自分と世界のかかわりに気づくことだからね。何かを見てこころが動くのは、動きたいこころを持っている人だけです。小さい、って感じることほど実は大切だったりするんです。

いせひでこさん、っていう絵本作家さんがいるのね。絵と文を書いていらっしゃる。
「ルリュールおじさん」っているパリの装丁職人さんのお話なんだけれど、実に奥が深いんです。いせさんは、取材のために7ヶ月もパリに滞在して装丁職人さんたちの世界を掘り下げたんですって。絵本ってやわじゃないでしょ。ちゃんと向き合わないと振り飛ばされますよ。

くじらさんの絵本の名前は「ペ・リスボーの旅 ダラララー」っていいます。
なんだかおかしな名前だね。どんなお話かはここでは書きませんよ。そんなヤボなことはしないよ。でも、出来上がったら、ぜひ手にとってみて欲しいんです。

くじらさんは、また明日いらっしゃいますよ。
絵本の名前は覚えて欲しいな。よろしくね。

あ。うれしーが引き出しにたまったものを書き出してますね。奥さんだけじゃないですよ。「あしたのためのその2」。荒々しいキャップとくじらさんとの出会いをお読み下さいね。↓

しのぴー

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