now onair

NEXT

芳根京子がバカ枠採用!?
雪丸花子がTVを救う「バカのビジネス論」

2019.03.08

噂だけど、このテレビ局の新卒採用には「バカ枠」があるらしいよ―
周りの空気を全く読めず、やると決めたら即行動している迷惑な人、いますよね。でもそれは、本当に悪いことでしょうか? 他人の顔色ばかりを伺い、リスクを恐れて何もしない人だらけの社会を、恐れを知らないバカは常に自分に正直に全力で突き進む。迷惑だと煙たがっていた人に、仕事のヒントをもたらしたり、誰かの潜在能力を開花させることも!? 本人はちっとも成長しないけど、周りを育てる「バカのビジネス論」とは?


『新人らしさって何だろう?? 私が雪丸さんになるのは・・・ムリだ。』

バカの功名

潜在能力って何ですか!? そのスイッチを押したのは・・・

美人で頭脳明晰、才色兼備の新人アナ・花枝まき(宮下かな子)は、上司に言われた「フレッシュさがない」の一言に悩んでいた。考え込むほど答えが出ないまま、新人アナにとっての大勝負「初ニュース」の日がやって来る。メイクも衣装もそつなく整え、平常心で挑む花枝だったが、ついにバカ(雪丸)の魔の手が伸びる...原稿が来ない!! なんとか冷静にニュースを伝える花枝のもとに、間一髪で届いたのは誤字だらけの雪丸原稿!! ピンチに立たされる花枝だが、ずば抜けた判断力で難読の地名も誤字も見事クリア。規格外の潜在能力で、スーパーアナウンサーの才能が開花した。


『バカは時々、きっかけをくれる。膠着状態を打ち破るきっかけを。』

バカの功名

"お利口さん"だけじゃ 誰の心も動かせない

花子と同じ報道部に配属され、迷惑を掛けられっぱなしの毎日にイライラを募らせているのは、同期のエース・山根一(飯島寛騎)。入社試験で初めて花子を見た日から、自分とは違う世界の「バカ枠だ」と扱ってきた。しかし、山根は自分が相手にされなかった警察署の刑事達をはじめ、署内の食堂のおばちゃんも、取材拒否を受けた蒲原正義(大泉洋)も、なぜか花子に対しては心を開いていることを知り、戸惑う。バカだと思っているのに、目が離せなくなる山根。最終話では、花子にしかできないバカ正直な取材対象との向き合い方を目の当たりにし、自分にはない花子の"バカ力"を認めた。


『報道部長 VS スポーツ部長「特集放送して! 一生のお願い!!」』

バカの功名

野球中継に釘付けの花子 その向こう側に見えたもの

花子が初めて手がけた夕方の報道特集がいよいよ放送。しかし、先に高校野球の決勝戦があり、中継終了の時間次第で特集が飛ぶ可能性が出てきた。ヒーローインタビューか花子の特集か? その編成判断は、なんと新人の同期・北上隼人(長田拓郎)に託されてしまう。頭を抱える北上の視線の先には、仕事を忘れ熱闘に感涙し、優勝校と共に校歌斉唱する花子がいた。北上はテレビ屋として最優先すべき「編成」の判断基準を理解する。


『雪丸花子は最後まで成長が見えなかったけど・・・。』

バカの功名

最も振り回されたからこそ 誰よりも自身の成長を実感

制作発表の会見で「花子の役は難しい」と語った芳根。撮影を終え、改めて「最後まで自分との戦いでした」と振り返る。「雪丸花子は最後まで成長が見えなかったけど、ずっと変わらず我が道を行くその姿に、私は背中を押されました。雪丸花子を通して、すごく成長できました」と晴れやかな表情。隣の大泉から主演女優としての資質について「一番大切な"現場から愛されるという要素"を持っている」と賞賛を受けると、目を潤ませた。