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平成ノブシコブシのヨルオシ!!

夜押人語

ヨルオシ人語

2010年10月27日(水)

 秋も深まり、冬が手招きをしている季節になってきたが、きょうは忘れもしないあの暑い夏の日に見た「友情」について話をしよう。
8月11日、灼熱の太陽が照りつけ気温は40度に手をのばそうとしていた東京に、私と企画した真木営業部員、窪井チーフディレクター、東京支社の中見営業部員はいた。この日、吉本興業本社で番組に出演していただく平成ノブシコブシにご挨拶し、番組内容を説明するためだ。北海道出身の2人はただただ恐縮しながら、地元で自分たちの名前が付いた番組が放送されることを喜んでいた。そしてやる気をみなぎらせていたのをはっきり覚えている。

実は吉村崇と東京支社の中見君は手稲高校の同級生だ。最初に挨拶に行ったとき吉本本社に同行してもらったのも、その関係があるからだ。2人は共にバスケ部で汗を流し、帰り道が同じなので一緒に帰っていたという。ハンバーガーショップにかわいい女の子がいると噂を耳にすれば度々通い、映画タイタニックはなぜか男2人で見に行った仲である。その後お笑い芸人とテレビマンと歩む道が別々になったとき、「いつかは一緒に番組を作ろう」と誓い合った。
久々の再会で吉村は満面の笑みを浮かべていた。そして新宿のルミネtheよしもとの楽屋に連れて行き、数々の女性スタッフに「オレの同級生、中ちゃん」と紹介していたのがとても微笑ましかった。女性スタッフは「中ちゃん」と紹介されても今後何をすればいいのか困惑していたが...。
同級生の絆、それを形にしようと企画した営業マン、番組を面白いものにするため毎朝顔を付き合わせて企画を練るスタッフ陣。ヨルオシ!は放送時間こそ短いものの、それぞれの熱い思いが詰まった番組なのである。


企画者・真木と握手する吉村

真ん中にいるのが吉村の同級生・中ちゃん

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