渡島沼尻駅 後編 4月12日放送
◆駅名 渡島沼尻駅(おしまぬまじりえき)
◆所在地 茅部郡森町
◆アクセス 札幌から列車で4時間弱
◆歴史
昭和20年6月 業務用の施設(信号場)として開業
昭和62年4月 国鉄民営化の際、「駅」となる
◆設備など
待合室…あり(狭い)
トイレ…あり(汲み取り式)
駅ノート…あり
周辺の民家…4軒
◆注目ポイント
(1)ホームが砂利!
(2)利用者はほとんどいないのに、なぜか線路は複線!
(3)大きな駅舎!…鍵がかかっていて、保線関係の施設と思われる?
◆みどころ
駒ヶ岳を一望できる場所
(地元の人と写真家のみが知るマル秘スポット)
◆グルメ
噴火湾産のホタテ
(毎年3月ごろからが旬)
秘境駅トラベラーのミッションは
「駅の調査」と「周辺のみどころを探す」ことの二つです。
前回に引き続き、渡島沼尻駅前に住む
小松さんのお宅にお邪魔しているコラアゲンは
現在、たった一人の定期利用者とみられる
長女・葵さんに駅周辺のみどころを聞いてみました。
すると...
「近所に駒ヶ岳がきれいにみえることろがある」
「そこからの景色が自分は一番好き」
と、想いのこもった情報をゲットすることができました。
さっそく連れて行ってもらうコラアゲン。
歩くこと3分、待っていた景色は
夕日もあいまって息をのむほど美しい頂でした。
(駒ヶ岳をこの角度から見ることってあまり
ないですよね!)
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続いてコラアゲンが向かったのは
渡島沼尻駅から歩いて15分ほどの漁港、沼尻漁港です。
港町、といえば新鮮な海の幸があるのでは...?
除雪をしていた方に尋ねると
この集落を束ねる網元、吉田實さんのお宅を教えてくれました。
秘境駅トラベラーとして、グルメ情報は必須!
さっそくお邪魔してみると...
吉田實さんは昔から腕一本でカリスマ的存在
そして一方奥さんは漁協の婦人部で
ホタテのアイデア料理を研究、
コンテストで最優秀賞に輝く料理のカリスマ。
そんな吉田さんご一家の夕食に招待されたコラアゲン。
3月上旬はまさにホタテのシーズンがはじまったばかり。
この時期しか味わえない「ホタテの卵」をはじめ
奥さんが腕によりをかけて作ってくれた
ホタテ尽くしがテーブルにずらり!
近所に住む吉田一族も一同に集まり
(普段から良く集まっているそうです)
おなか一杯、ホタテをいただいたコラアゲンでした。
渡島沼尻駅周辺には「噴火湾産のホタテ」
そして地元の人たちの暖かい気持ちがありました。