豊ヶ岡駅 後編 5月24日放送
◆駅名 豊ヶ岡駅(とよがおかえき)
◆所在地 樺戸郡月形町
◆アクセス 札幌から列車で約1時間半
◆歴史 昭和35年開業
◆設備など 待合室 あり(机・椅子・トイレなど)
注目ポイント
(1) ワイルドな仕様のホーム
(2) 充実した設備の待合室がある
札沼線(学園都市線)・豊ヶ岡駅を探検中のコラアゲンはいごうまん。
駅の待合室を調査中、気になるメモ書きを発見!
その内容は...
「駅ノートや写真が片づけられてしまったんですね。残念です。」
というもの。
待合室にあったという写真とは一体...?
コラアゲンは、豊ヶ岡地区で昔から農業を営む上葛国男さんに、そのことについて伺ってみました。
上葛さんによれば、以前豊ヶ岡駅の待合室には美しい写真が飾られており、駅に訪れる人の目を楽しませていたとのこと。しかしその写真は何者かによって持ち去られてしまったといいます。
待合室の写真がなくなってしまったことを悲しむ上葛さんをみて、コラアゲンは一肌脱ぎ、待合室に写真を貼った人物を探すべく、電話取材をすることに!
しばらくして再び上葛さんの家を訪れたコラアゲン。
なんと、写真を貼った人物と連絡が取れ、さらに、直接会って話を聞かせてくれるとのこと!
あらわれたのは、四谷博幸さん。地元月形町で公務員の仕事をする傍ら、長年趣味の写真を撮り続けています。
豊ヶ岡駅の四季の移り変わりの美しさに惚れ込み、駅の写真は5年前から撮り始め、撮影した写真は豊ヶ岡駅を撮ったものだけで1万枚を超えるといいます。
豊ヶ岡駅の美しさを皆に知ってもらいたいという気持ちから、許可を得て、待合室に写真を貼っていたそうです。
当時待合室に貼っていたものと同じ写真を、四谷さんは持ってきてくれていました!
写真を見て大興奮の上葛さん。
秘境駅ウォッチャーの田中要次さんも大絶賛でした。
ふた回り以上も年齢が離れ、仕事も全く異なる上葛さんと四谷さんですが、豊ヶ岡駅がふたりを引き合わせました。
上葛さん、四谷さん、コラアゲンの三人は四谷さんの写真を持って夜の豊ヶ岡駅へ。
以前の待合室のように、写真を貼ります。
「元に戻った!」と喜ぶ上葛さん。
豊ヶ岡駅のみどころが復活しました...!