汐見駅 6月 7日放送
◆駅 名 汐見駅(しおみえき)
◆所在地 むかわ町
◆アクセス 札幌から列車で約1時間30分
◆歴史
1959年(昭和34年)12月18日 住民の陳情により設置された
◆秘境駅ポイント
(1)砂を敷き詰めた簡素なホーム
(2)待合室立派なソファがある
(3)なぜか教科書『新高校保健体育』が置かれている
(4)浜田浦駅とまったく同じ日に開業した双子の駅
秘境駅トラベラー・コラアゲンはいごうまんが訪れたのは、むかわ町の日高本線・汐見駅です。この駅の最大の特徴は待合室に置かれている立派なソファ。腰をかけたコラアゲンは「ふかふか」「5分で1万円のお店みたい」などとご満悦。しかし、一体なぜ、秘境駅にソファが置かれているのでしょうか?聞き込み調査を行った所、元持ち主の佐々木廣治さん(83)との接触に成功しました。
佐々木さんによると、このソファは、30年前に20万円で購入し、自宅で使っていたそうです。購入から15年、新しいソファに買い替えた際、駅に寄付したそうです。
そもそも汐見駅の待合室は、当時の国鉄が作ったものではなく、住民が4万円のカンパを集めて作ったものだそうです。住民たちが自らの手で作り、自らの手で育んできた駅だからこそ、高額なソファを快く寄付したのです。これからも佐々木さんのソファは、利用者や秘境駅ファンに愛され続けることでしょう。